『存在の耐えられない軽さ』(The Unbearable Lightness of Being)は、1988年製作のアメリカ映画。 冷戦下のチェコスロバキアのプラハの春を題材にしたミラン・クンデラの同名小説の映画化。 ストーリー[編集] 舞台は、1968年前後のチェコスロヴァキアのプラハ。主人公トマシュは優秀な脳外科医だが、複数の女性と気軽に交際するプレイボーイでもあった。ある日、執刀のために小さな温泉街に行ったトマシュは、カフェのウェイトレスで、写真家の道を志すテレーザに出会う。街から逃げ出したかったテレーザは、トマシュを追ってプラハに上京してくる。うぶそうに見えたテレーザの、思いがけない情熱にほだされたトマシュは、彼女と同棲生活に入り、まもなく結婚する。 社会主義からの自由化の空気の中で、まずは幸福な新婚生活が始まったが、すぐにトマシュに女の影がちらつき始める。一度遊んだ女には見向きの