デスクトップPCのHDDを交換(追加)する場合は、PCケースを開けて3.5インチシャドウベイにHDDを取り付け、電源ケーブルとIDE/Serial ATAケーブルを接続するというのが一般的な手順だ。ただし、たまの作業であれば苦にもならないが、頻繁に行うのはちょっと面倒。HDDを「固定ディスク」と呼称していた大手メーカーもあるくらいで、そもそもHDDは基本的に一度設置したら取り外しはしないものだった。 もちろん、いまでも大多数のユーザーにとってその状況は変わらない。しかし、HDDをケース内のシャドウベイから解放することで、その利用シーンはぐっと広がるのだ。前編に続き、今回はHDDの解放を手助けするアクセサリを紹介しよう。 交換・増設がより簡単に――リムーバブルキット 現在、一般的なPC上で動作するOSは、Windows系、LinuxやFreeBSDなどのUNIX系、そのほかBeOSや超漢字な
技術革新によって性能が向上し、普及ともに低価格化が進む――最新テクノロジーが利用されているPCパーツほどその傾向は顕著だ。中でもHDDは数年前に比べて何倍という単純な比較がしやすいパーツと言える。 メモリがOSやプログラムによって半ば強制的に要求値を上げ続けているのに対し、HDDは比較的ユーザーの利用方法に依存する傾向にある。言い換えれば、次々に増設を繰り返すヘビーユーザーがいる一方で、現在の容量を持て余しているユーザも相当数いる。今回は「足りなくなったから増設」以外のHDDの活用方法の一例を紹介していこう。 安全性の向上――システムとデータの分離 BTOや自作PCを除き、ほとんどのPCはHDDを1台のみ搭載しており、パーティションも1つだけというケースが多いのではないだろうか。リカバリー用の特殊なパーティションを含む場合もあるが、Windowsから見えるドライブとしては1つであることがほ
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HDDも安くなり大容量のものが最初から付いてくることが多くなった。しかし、それでもあればあるだけ使ってしまうのがHDDだ。いらないファイルを、どう探し出して削除すればいいかを考える。 皆さんはHDDの容量は足りていますか? 最近はノートPCでも100Gバイト程度のHDDが選べるようになり、実容量自体は増加している。しかし、扱うデータも大きなものが増えているので、まだまだ余裕があるとは言い難いのが現実だろう。 少なくともHDDの空き容量が15%はないと、正常にデフラグを実施することもできない。アプリケーションによっては、空きHDD容量を一時的に利用するものもあるので、20%程度の容量は常に空けておきたい。 定期的にHDD内部もダイエットすることで、“健康なPC環境”を手に入れよう。 HDDダイエット──初級編 まずは、「そんなの当たり前じゃん」というところから始めよう。最初に手を付けるのは“
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