すごい小説を読んでしまいました。 『ゲームの王国』というタイトルの物語です。 なるべくネタバレしないように感想を書こうと思いますが、うまくできるかな…?もう読む予定の方はここまでにしておいてください。 上巻と下巻で全く雰囲気が違う ぼくはゲーム好きなので、タイトルが気になって読みはじめた本でした。 ゲームの王国 上 作者: 小川哲 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/08/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (8件) を見る しかし冒頭の舞台が1970年代のカンボジアだったので、カンボジアの歴史の知識が必要だという事にすぐ気がつき、ネットの力を使って復習しました。 実はそんなに詳しく知らなくても物語に入っていけて、抑えといた方がいいのは以下の3点くらいです。 ①第二次世界大戦後の東西冷戦の煽りを受けてた当時のカンボジアは、政治家と警察が腐敗しきっていて、悪い事をし
![【読書感想】『ゲームの王国』ゲーム好きが勘違いして読んだSFの革命的物語 - りとブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/073b6e52775165155a56f616da462b612f2c83b0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.image.st-hatena.com%2Fimage%2Fscale%2Fbb632ba34736293a68f39acc0ab18076e525a0ac%2Fbackend%3Dimagemagick%3Bheight%3D1300%3Bversion%3D1%3Bwidth%3D1300%2Fhttps%253A%252F%252Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%252Fimages%252FI%252F51kFeyLkgVL._SL160_.jpg)