EOSシリーズのフラッグシップモデルとして4月下旬に販売が始まる「EOS-1D X Mark II」。予想実売価格は67万8000円前後 4年に1度のオリンピックイヤーにあたる2016年、キヤノンとニコンのデジタル一眼レフのフラッグシップモデルが恒例のモデルチェンジを迎えた。キヤノンは「EOS-1D X Mark II」(以下、Mark II)を4月下旬に、ニコンは「D5」をひと足早い3月26日に発売する予定となっている。 筆者は、キヤノンの先代モデル「EOS-1D X」(以下、1D X)をメーンのカメラとして日々使っており、ブラッシュアップが図られたMark IIの仕上がりがとても気になっている。試作機をもとに、ファーストインプレッションしてみたい。 外観の変更は最小限だが、デザインの変更で現代的な印象に 1D Xを使い続けて3年がたつ自分から見ても、Mark IIの外観は先代にとても似