マウスコンピューターのスティック型PC『m-Stick』、ECSの『LIVA』など、OS込みで3万円を切るような低価格を実現したPCが登場している。これまでのPCと言えば、OS込みの価格帯は5万円~というのが一般的なユーザーの認識だったと思う。それが、いまや3万円切り機種が徐々に増えつつあり、従来はAndroid端末の独壇場だった低価格デバイス市場に大きな変化が起き始めている。 こうした低価格なPCが登場した背景には、PCの要素技術をOEMメーカーに提供するインテル、マイクロソフトの危機感がある。従来はPCが独占的に得ていたインターネットに接続して様々なサービスを利用するデバイスの地位は、タブレットとスマートフォンの登場によりすでに失われており、PCとスマートフォンとタブレットの数を合わせた場合、そのなかでPCは十数パーセントの市場シェアを占める程度まで落ち込んでいる。 そうなってしまった
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