トップ > 三重 > 12月9日の記事一覧 > 記事 【三重】 JR名松線 16年度全線再開へ 地元住民 歓迎の声 2010年12月9日 昨年10月から一部区間が不通となっているJR名松線(松阪−伊勢奥津、43・5キロ)について、津市は8日、来年度から5年間の復旧工事費を5億円とし、2016年度に全線での運行再開を目指す方針を初めて明らかにした。復旧を待ち望む地元住民からは「これほどありがたいことはない」と歓迎の声が上がった。 不通区間である津市の家城−伊勢奥津(17・7キロ)に関し、JR東海は先月、「自治体による工事と維持管理の条件が整えば復旧する」との再開条件を提示。県が治山工事、津市が治水工事を担い、ともに来年度予算に関連費用を盛り込む方針を示していた。 松田直久市長は、この日の市議会本会議で、倉田寛次氏(市民クラブ)の質問に、復旧工事の期間を来年度から5年間と答弁。「来年度中に調査