スイスのある施設のベッドに横たわったその男性は、40年にわたる生涯を自ら閉じ、旅立とうとしていた。枕元のスマートフォンからは、自身が最期に選んだ曲「ラ・リベルテ(自由を)」が流れている。医師は点滴に致死薬を投入し、その準備を終えた。
![男性が安楽死「妹よ強く生きろ」 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/426dcd196d25d6ef7a9fb839f04ec7380fcad0b4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fnews-topics%2Fimages%2Ftpc%2F2024%2F6%2F15%2F9bec642f572ec53c961e557606d3f3030a52c98352c8737e603f80a7d929400f.jpg)
鈴木宗男参院議員が、9日までに自身のブログを更新。G7サミットで予定されている岸田文雄首相とゼレンスキー大統領の会談などにふれたうえで、「ゼレンスキー大統領がロシアを挑発しなければ、ウクライナ戦争は起きなかった」と主張した。 ◆鈴木宗男参院議員とロシア外務次官との会談写真【写真】 鈴木議員は、ウクライナ側に対し岸田総理が裂帛(れっぱく)の気合で「停戦、和平」を言うべきだとし、「ロシアの侵略とか国際法違反と言うが、ならばゼレンスキー大統領が自爆ドローンでロシア人を殺そうとした行為やブタベスト覚書の再協議、核を戻せと言う話がウクライナ戦争の発端ではないか」として、ゼレンスキー大統領の態度について批判した。さらに、「プーチン大統領は自制していたが、ロシア人を守るために、特別軍事作戦を行なったのである」などと持論を展開した。 ブログには6日の法務委員会での岸田総理とのやりとりの議事録が掲載され、鈴
阪神は5日の楽天戦で九回2死から逆転負け。球団ワーストの交流戦3カード連続負け越しとなった。 【写真】まさかの逆転弾をぼう然と見送る森下 右翼席の虎党がそろって口あんぐりしてる 甲子園が静寂に包まれたのは1点リードの九回2死。甲子園に「あと1人」コールが響く中で、守護神・岩崎が小郷に逆転2ランを浴びた。 岡山出身で幼少期は阪神ファンだった小郷。試合後は「僕も言ってたんであと1人って。それを力に変えました」とコメント。楽天は昨年の阪神戦でも、小深田が九回2死から逆転サヨナラ3ランを放っており、2年連続で“逆境”をはね返した。 阪神は1日のロッテ戦でも「あと1人」「あと1球」コールから追いつかれ、延長戦でサヨナラ負け。熱狂的な応援で知られる阪神ファンだが、岩崎とゲラのWストッパーが打たれる試合が目立ち、お約束ともいえる「あと1人」コールがあらためて注目される状況となった。 「あと1人」コールを
女性であり、障害者である―。そんな複合的な「困難」を抱える女性障害者の性暴力被害を考える学習会(DPI女性障害者ネットワーク主催)が、京都市内であった。弱い立場にある女性障害者は性被害を受けやすく、支援にも課題が多い。京都の当事者や支援者が、障害者の性被害に求められる支援の在り方を考えた。 【写真】「障害者が性を持たない存在として扱われることを残酷に感じた」と話す女性 ■立場が弱く、声を上げづらい女性障害者 加害者と被害者の力関係を背景に、密室で行われる性暴力。被害者には障害があるケースが少なくない。特に立場の弱い女性障害者は声を上げづらく、被害者である自覚も持ちにくい。背景には、障害者が家族や施設に頼らざるを得ず、性を持つ存在として認識されていないことも関係している。 被害者の総合的なケアを担うのが、各都道府県の「ワンストップ支援センター」。ただ受け付けが電話のみなど、多くの拠点で障害者
2024年から新NISAがスタートした。新NISAの枠組みで投資した利益は非課税、ということで、今年から投資をスタートした国民も少なくないだろう。実際に、1~3月にかけて日経平均株価は伸び続け、一時は4万円台を突破した。 しかしここにきて、新NISA投資家たちの前に暗雲が立ち込めている。4月25日、厚労省が自民党の部会で、金融所得課税の手続きで確定申告をするかしないかを選べる所得について、社会保険料の徴収に反映させるようにする案を提示した。これを受けてSNSユーザーたちは大激怒。国際政治アナリストの渡瀬裕哉氏も「社会保険料と言い方が変わったところで、増税に変わりない。新NISAは非課税と言っていたのにもかかわらず、詐欺に等しい」と切り捨てるーー。 新NISA開始したのに金融所得から増税しようと企む岸田首相 自民党が金融所得に対して更なる負担強化を狙って動き始めている。具体的には、自民党の内
椅子を引く、という子どものちょっとしたいたずら。これが人の一生を狂わせるほどの大事故につながることがある。 【映像】「椅子引き」で下半身まひ→懸命のリハビリ 現在の姿とは? 「新学期が始まった子どもたちに事実を伝えたい」。このいたずらで障害を負った男性に話を聞いた。 「いつ何が起こるかわからない」 この日(2014.7.2)から俺の人生はガラッと変わった。 椅子に座ろうとした時に、後ろにいた女の子がふざけて俺の椅子を引いた。 床にお尻から突き上げるように落ちた。その瞬間、背中と腰に異常な激痛が走った。 (山田雄也さんのXより) これは、座ろうとしていた人の椅子を引くといういたずらで、大怪我をしてしまった山田雄也さんのSNSでの投稿だ。 10年前、当時高校3年生だった山田さんは、席に座ろうとして同級生に椅子を引かれ、背中とお尻を強打し、病院へ救急搬送された。 山田さんは当時について、「脊髄が
【台北共同】天才的なプログラマーとして知られ、台湾のIT政策を担当する唐鳳(オードリー・タン)デジタル発展部長(デジタル発展相)の退任が決まった。5月に就任する卓栄泰・次期行政院長(首相)が16日、同部長には別の専門家を起用すると発表した。 小池都知事、台湾を訪問 蔡総統と面会、唐鳳(オードリー・タン)デジタル発展部長(デジタル発展相)と意見交換 中国は批判 2月 唐氏は史上最年少で入閣するなどし注目されてきたが、最近は野党だけではなく与党、民主進歩党(民進党)内からも閣僚としての指導力を疑問視する声が噴出。民進党内の主導権争いが影響している可能性も指摘され、留任は困難との見方が広がっていた。 唐氏は2016年、史上最年少の35歳で政務委員(無任所相)に就任。22年新設のデジタル発展部の部長になった。
■苦境のラーメン店…新紙幣でさらに“追い打ち” 山盛りの野菜と豪快なチャーシューに、ニンニクが惜しみなく乗せられたラーメン。定番のラーメンは1杯830円です。 材料費の高騰などで、コロナ禍前に比べて1杯にかかるコストは1.5倍になりましたが、何とかこの値段に抑えているといいます。 豪麺MARUKO 西谷寛店長 「900円の壁は越えないようにはしたいです。そこは変えないで通すしかないかなと」 簡単に値上げもできず苦境に立たされるラーメン店。去年の倒産件数は過去15年で最多となっています。 こうした状況に追い打ちを掛けるのが今年7月から発行される新紙幣です。 この店のように、券売機を導入している店では新紙幣に対応した券売機への更新を迫られています。その費用は、券売機1台あたり100万円を超えるケースも少なくありません。 西谷店長 「さらにマイナス。100万利益出すのってなかなかじゃないですか。
能登半島地震の発生から1カ月以上が経過し、現地では避難所運営を巡り、一部の被災者に特定の役割が固定化されることへの懸念が高まっている。特に毎日の食事作りは女性に偏る傾向があるという。ボランティアの聞き取りに対し、「男性もカレーくらい作ってくれたらいい」と打ち明ける声もある。民間の支援団体は「持続可能な避難所運営ができるように、役割分担やルール作りの調整役が必要だ」と訴える。 【写真】断水が続く中、避難所で食事を作る女性たち ■日中の避難所に男性がいない 「発災から2~3週間くらいまでは、被災者自身も命を守ることを優先して過ごしていた。1カ月以上が経過した今は、避難所を実際に切り盛りしている人たちの積み重なった疲労やストレスが心配だ」 そう話すのは、これまでに2回、石川県穴水町で避難所運営の支援を行った「男女共同参画地域みらいねっと」代表理事の小山内世喜子さんだ。 東日本大震災以降、「防災に
「“うーやん” が亡くなったことは捜査員から告げられました。『マスターとは仲がよかったから連絡してほしい』と言っていたそうです」 【写真】手配写真の面影「正面から見た桐島容疑者」 そう語るのは、神奈川県藤沢市内でバーを営む男性・Aさんだ。 1月29日に死亡した「内田洋(うちだ・ひろし)」が、その3日前に突如明らかにした “爆弾魔” としての過去。彼は、東アジア反日武装戦線メンバーの桐島聡容疑者(70)と特定されつつある。 「2023年12月29日に、うーやんと路上でばったり会ったのが最後でした。1年前から『自分は胆管がんなんだ』と聞かされていた。いつもニット帽を被って散歩していたけど、ずいぶんと体が細かった」(Aさん) 49年を迎えようとしていた逃亡生活のほとんどを藤沢市で過ごしていたとみられ、本誌が入手した動画も、2012年6月に藤沢市内のバーで撮影されたもの。 「いいよー! いいよー!
フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏が10日放送のTBS系「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)に出演。活動休止を発表したお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志を巡り、この日発売の「週刊文春」が新たな性的行為強要疑惑を報じた問題に私見を語った。 松本がMCを務めるフジテレビ系「まつもtoなかい」(日曜・午後9時)にもゲスト出演したことのある古舘氏。「少し違和感を感じるのは、少し言わしてもらうと」と切り出し、「類いまれなる笑いの才能を持ってる松本さんに対して、それと同等の人格を求める一つの空気ってないのかなと思うんですよ」と口にした。 「まるで王様扱いをしてテレビ各局が招き入れて、王様のように振る舞わせることを良しとしてきて、そしてこういうことのきらいが見えてきた瞬間に、あのX(旧ツイッター)のリアクションは何なんだっていう意見もいっぱいありますよね。私も正直そう思います。何言ってんのと」「も
4日、岸田総理大臣は能登半島地震に対応するため、40億円規模の予備費の使用を9日に閣議決定することを記者会見で表明しました。この報道について、SNSを中心に「道路や岸壁が壊れていて40億円で済むわけがない、少なすぎる」「万博リング予算の350億円と比較しても10分の1しかない」「裏金とそこまで変わらない」などといった批判が相次いでいます。 今回予備費として支出が決定される見込みの40億円は、能登半島地震に対応するための第1弾の予備費です。第1弾の予備費は、これまでの地震の例からプッシュ型支援に係った経費分のみとみられ、能登半島地震にかかる費用の総額ではないことに注意が必要です。 このことについて、筆者は上記の通りSNSでも注意喚起をしましたが、「予備費」「プッシュ型支援」などといった聞き慣れない言葉も多いため、よりわかりやすく解説していきます。 総理記者会見でも触れられた「プッシュ型支援」
11月27日、2023年度ベストナインが発表された。 セ・リーグは日本シリーズを制した阪神タイガースからは大山悠輔、木浪聖也、近本光司の3名が選出。パ・リーグ3連覇を果たしたオリックス・バファローズからは山本由伸、森友哉、頓宮裕真、宗佑磨、紅林弘太郎の5名が選出された。 受賞者一覧は以下の通り。 <セ・リーグ> 投手:東克樹(横浜DeNAベイスターズ/初受賞) 捕手:大城卓三(読売ジャイアンツ/3年ぶり2度目) 一塁手:大山悠輔(阪神タイガース/初受賞) 二塁手:牧秀悟(横浜DeNAベイスターズ/2年連続2度目) 三塁手:宮﨑敏郎(横浜DeNAベイスターズ/5年ぶり3度目) 遊撃手:木浪聖也(阪神タイガース/初受賞) 外野手:近本光司(阪神タイガース/3年連続3度目) 外野手:西川龍馬(広島東洋カープ/初受賞) 外野手:岡林勇希(中日ドラゴンズ/2年連続2度目) <パ・リーグ> 投手:山本
4年ぶりに動画メディアのインタビューに応じたのは、元セクシー女優の蒼井そら。数年前に実年齢を公表し現在は42歳。2018年に妊娠を発表した蒼井には、「子どもが可哀想」といった心のない言葉が数多く寄せられていた。あれから5年。ABEMAエンタメの独占インタビューで見せたのは、誹謗中傷を乗り越え、幸せをつかみとった母の姿だった。 【映像】蒼井そらの夫や双子の子どもたち(複数カット) 11月11日に芸歴上の誕生日を迎えた蒼井。21歳でアダルト業界に飛び込むと、瞬く間にトップセクシー女優にまで上り詰めた。その人気は国内のみならず、アジア全域にも広がり、中国のSNS「Weibo」のフォロワー数は2000万人を超えている。 自身を有名にした「セクシー女優」という仕事について、蒼井はどのように感じているのか。 「後ろ指を指される職業だと思っていましたけど。もちろん裸の画像があったり、そういう行為をしてい
空前のホストブーム。だが一方で近年、そのイメージが著しく低下している。中でもホストクラブで作った高額な「売掛金」を支払うために街頭に立ち客を取る女性たちの存在が問題となっている。 【マンガ】「一緒にお風呂入ろ」母の再婚相手から性的虐待を受けた女性が苦しむ罪悪感 ホストジャーナリストとして業界の動向を注視してきた現役のホストで経営者の心之友也さんは、「ホスト=悪ではない」と述べる。 前半記事『歌舞伎町で刺されたのもホストだった! 空前のブームでキャストの質は二極化…現役ホストが明かす、イメージ低下が指摘されるホストクラブ「本当の内情」』に引き続き、社会問題に詳しいジャーナリストの千葉春子氏が取材した。 「ホス狂」という言葉に象徴されるように、10代後半、20代の若い女性がお金もないのに目当てのホストに会いたい、No.1にしたい、との理由から、連日、店を訪れる。支払い能力に乏しい彼女たちは高額
CSファーストステージ2戦目、広島に敗れファンにあいさつする三浦監督(手前)とDeNAナイン【写真:共同通信】 夢への挑戦は、あっけなく終わった。10月15日、横浜DeNAベイスターズは、3位で進出したクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで広島に2連敗を喫して敗退。全日程を終えた三浦大輔監督は、「結果で応えられなくて申し訳なく思います。チームに足りないところはいっぱいある。このオフ、しっかりと考えて(来季に)つなげていきたい」と唇をかんだ。 今季掲げたスローガンは「横浜頂戦」。就任3年目を迎えた三浦監督のもと、DeNAは1998年以来のリーグ優勝、日本一を強く意識してシーズンに臨み、例年になく優勝候補に挙げる評論家も多かった。開幕直前には2020年にメジャーリーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたトレバー・バウアー投手の獲得を電撃的に発表するなど戦力も充実。機は熟したかに
熊本市で暮らす外国出身者と市長が対話する集会が開かれ、出席者からは生活面の課題を指摘する声が上がりました。 【写真を見る】「行政書類の年号は『元号』中心なのでわかりにくい」「給食は文化や宗教に配慮して」定住外国人と熊本市長の対話集会 外国出身者が対象の市長との対話イベントは4年ぶりの開催です。 台湾やアメリカ、ウクライナなどが出身の、熊本で暮らす15人が出席し、生活で感じていることを大西一史市長に直接伝えました。 スペイン出身「バスの運賃が高くなった。学生パス(を作ってほしい)」 他にも「外国出身者がどれだけ行政サービスを受けられるかわからない」、「行政書類の年号は元号(げんごう)中心なのでわかりにくい」、「子どもの給食メニューは文化や宗教に配慮してほしい」などの意見が上がりました。 熊本市は今回の意見を今後の市政運営の参考にするということです。
「もう二度と小説を書くことはない」。来年90歳になる筒井康隆がそう言っているというので、本意を確かめに、渋谷区にある邸宅を尋ねた。食欲旺盛、たばこも(ほどほどに)嗜み、冗談で周囲を笑わせる。「書くべきことは全部書いたし、書いても前と同じこと。これが作家の締めくくり。どうだ、かっこいいだろう(笑)」。昭和から令和まで、時をかけた小説家は、現在の日本を「最高」と評する。本音か、はたまた一流のブラックジョークか。(取材・文:山野井春絵/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース オリジナル特集編集部) 作家・筒井康隆(89)は、長く神戸と東京の二拠点生活を続けている。 東京の邸宅は、渋谷区のど真ん中。外国人観光客の人波をかき分けて小道へ入ると、その屋敷だけは時空を超えたような静けさを保っていた。 「もう小説は書かない」と言い張るが、毎日、午後になると2階の書斎でパソコンを開く。 「メールを返したり、そ
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