本格的な夏山シーズンに入り、長野県内では今月、単独の登山者が死亡するケースが相次いでいます。警察は新型コロナウイルスの影響で単独で登山する人が増えている印象があるとして、初心者は特に経験者と複数人で登山するよう呼びかけています。 警察によりますと、本格的な夏山シーズンに入り長野県内では今月1日から19日までに13件の遭難が発生していて、このうち北アルプスの奥穂高岳と霞沢岳、それに八ヶ岳連峰の赤岳では30代から50代の男性3人が滑落するなどして死亡しました。 これは過去3年の7月の1か月に登山で遭難し死亡した人の数を上回っています。 死亡した3人はいずれも単独で登山していて警察は「新型コロナの影響で単独の登山が増えている印象がある」としています。 そのうえで「単独の登山は、安全管理の判断を1人でしなければならず、遭難した際、発見や救助が遅れるリスクがある」として、これから4連休を控え、初心者