九州の田舎町に住む鈴芽(すずめ)は、ある日「扉を探してる」という旅の青年(草太)とすれ違う。 彼の後を追うすずめは、廃墟にあった扉を見つけ、そこにあった石像のようなもの(要石)に手を触れてしまうと、巨大な赤い物体(ミミズ)が見えるようになる。 日本各地で起こる大地震は「常世」にあるエネルギー(ミミズ)が扉を通じて現世に流れ出すことで発生し、その扉を閉じる役目を担った「閉師」である草太と、要石を抜いてしまったすずめが、扉を閉じていくというロードムービー。 すずめと草太の恋愛話もちょっと絡みありつつ、東日本大震災と向き合うすずめが成長するという感じの話です。 ですが、この作品、辛く怖くなかったですか? あの地震で怖い目にあったり、辛い目にあった人は、見ることが出来たのでしょうか? 私は東日本大震災の被害を直接受けていませんが、それでもしんどかったです。 地震(天変地異)を扉を閉じるだけで防げる