NTT,KDDI,ソフトバンクの2007年度連結決算が出そろった。固定通信事業の低迷に苦しむNTTグループと,携帯電話事業の好調で快進撃を続けるKDDIとソフトバンク──この対照的な状況は昨年から変わっていない(表1)。 NTTグループは売上高が前年度比0.7%減の10兆6809億円,営業利益が同17.8%増の1兆3046億円の減収増益だった。増益となったのは4期ぶりのこと。厚生年金基金の代行返上による特別利益の要因が大きいが,この特殊要素を差し引いても377億円の増益だった。 これに対してKDDIは売上高が同7.8%増の3兆5963億円,営業利益が同16.2%増の4005億円で5期連続の増収増益だった。ソフトバンクも売上高が同9.1%増の2兆7762億円,営業利益が同19.6%増の3243億円で3期連続の増収増益。両社とも過去最高を更新し続けている。その好調を支えているのは携帯電話事業で
NTTドコモは7月14日より、自動販売機などに組み込んでFOMAパケット通信が利用できるFOMAユビキタスモジュール「FOMA UM02-F」および「FOMA UM02-F専用アダプタセット」の販売を開始する。 FOMAユビキタスモジュールとは、電力・ガス設備装置などの監視制御、小型情報端末による業務支援、自動販売機の在庫管理などに利用されている機器のこと。 FOMA UM02-FおよびFOMA UM02-F専用アダプタセットには、ソフトウェア更新機能を搭載した。遠隔監視機能によって、故障を遠隔地から把握できる。また、FOMA UM02-Fには、FOMAサービス回線を通じてネットワーク側でGPS測位をアシストする「ネットワークアシスト位置測位機能」を備えた。 販売は、全国のNTTドコモ法人営業部門およびパートナー企業が担当する。
スタートから4年――海外展開も視野に、新たなステージに入るおサイフケータイ:神尾寿の時事日想・特別編(1/2 ページ) 「iモード登場以来の大きな進化」 その宣言とともに、おサイフケータイが登場(参照記事)してから4年の月日が経過した。ケータイを通じて、“ネットとリアルを繋いでいく”。このコンセプトは、リアル側のインフラ整備に時間がかかることやユーザーの利用促進という課題にぶつかりながらも、ゆっくりと、だが着実に進展してきたと言える。基幹技術である「FeliCa」が、交通や電子マネーで急速に普及したこともあり、“おサイフケータイが使える場所”は、ふと気がつけば日常の至る所にある。 iモードFeliCa端末、通称「おサイフケータイ」は、2004年6月16日に発表された。当初、iモードFeliCa端末は“iCシリーズ”と呼ばれており、このとき発表されたのは「SO506iC」「P506iC」「S
ドコモの3G、auの3Gを逆転――1月契約者数 電気通信事業者協会(TCA)は2月7日、携帯電話/PHSの2006年1月の契約者数を発表した。携帯電話契約数は25万5200増えて、9043万3000となった(2月7日の記事参照)。 1月の純増シェアトップはau。ドコモは3Gのユーザー数を順調に伸ばしており、1月には100万人以上が3Gへ移行、3G化で先行していたauの3G電話数を抜いた。 また、ウィルコムの1月の純増数はグループ全体で8万200、2カ月連続で8万以上の純増となった。ドコモやauの純増数に迫る増え方となっている。 ドコモ、日テレと提携 NTTドコモと日本テレビ放送網は2月9日、業務提携に合意したと発表した(2月9日の記事参照)。 携帯電話とテレビ番組を連携させた新サービスを共同で検討するほか、コンテンツの制作や投資を行う有限責任事業組合(LLP)を4月3日付けで設立する。携帯
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