7年に1度行われる善光寺の御開帳。コロナ禍で1年遅れ、1ヶ月延長して行われた令和4年の御開帳は、諏訪大社の御柱祭と同じ年になり、大いに賑わいました。その善光寺にお参りする人たちが通った道、善光寺街道を取り上げます。 現代では鉄道や車で誰でも気軽にお参りに行けるようになりましたが、その昔は、死後の極楽往生を願って多くの人が長い長い旅路を歩いて詣でていました。そんな歴史を感じながら歩いて詣でる善光寺は格別です。この機会に歩いてお参りしてみてはいかがでしょうか。 まずは、善光寺はどんなお寺か、何に惹かれて数えられないほど多くの人々が昔から詣でてきたのか、昔の人たちはどのように旅をしていたのか、見ていきましょう。