ブックマーク / realsound.jp (5)

  • 『オクトパストラベラー』が放棄したストーリーテリングは、レトロゲーが持つ魅力を増幅させた

    スマートフォン専用ゲーム『オクトパストラベラー 大陸の覇者』が、10月28日より配信される。同作の配信に先駆けて、前作『オクトパストラベラー』がどのような物語だったか振り返ってみよう。 と言いたいところだが、『オクトパストラベラー』のあらすじを一言で紹介するのは難しい。というのも、8人いる主人公はそれぞれが異なる動機で旅をし、ゲーム全体に統一された結末というものも(メインストーリー上には)ないからだ。例えば主人公の一人、オルベリクは、かつて仕えていた王国が滅ぼされてしまったため、剣士としての生きがいを見つけるために旅に出発し、トレサは一人前の商人になるために旅に出る、といった具合に、旅の動機も目的もバラバラな8人がたまたま合流し、それぞれ異なる結末を迎えるという設定がなされている。 また、それぞれの旅の目的は極めて個人的なもので、いわゆる大作映画のような凝ったシナリオ構成や、衝撃的な結末と

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  • 僕がヒップホップであなたたちがヒップホップーーMoment Joonが到達した境地と“言葉”に対する強い思い

    Moment Joonのニューアルバム『Passport & Garçon』は、10年前にソウルから来日し日を「ホーム」として生活・活動する一人の若いラッパーの、壮大な自叙伝ともいえる作品だ。昨年の『Immigration EP』を前哨戦とし、この2年間のMomentの思いをすべて込めたトータルアルバム。Moment自身が「日でいちばんヒップホップ的なアルバム」と豪語するこの作品の背景には何があるのか、また「移民」としてのMomentに「ホーム」はどう見えているのか、話を聞いた。(野間易通) もうラップ・ゲームはやらない Moment Joon『Passport & Garçon』 ーー『Passport & Garçon』の2曲めに入っている「KACHITORU」では、〈井口堂の永住権〉というフレーズが衝撃的でした。日の永住権でも大阪の永住権でもなく、井口堂。Momentさんは常々

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    mmrgogype 2020/04/23
  • Poppin'Party、Aqours、LiSA、梶裕貴、IDOLiSH7、ヒプマイ……2019年声優/アニソンシーンをライター4氏が総括

    Poppin'Party、Aqours、LiSA、梶裕貴、IDOLiSH7、ヒプマイ……2019年声優/アニソンシーンをライター4氏が総括 LiSA『紅蓮華』 年々、盛り上がりが増していく声優/アニソンシーン。昨年の『NHK紅白歌合戦』には特別企画枠としてAqoursが出演し話題を呼んだが、今年はアニソンシーンの代表格であるLiSAが初出演。また、『BanG Dream!』(以下、『バンドリ!』)から派生した声優ユニットPoppin'Partyは、SILENT SIRENとコラボ曲を発表し、声優音楽シーンのみに捉われない活動を行った。一方で、男性声優の活躍も見逃せない。音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』(以下、『ヒプマイ』)は、ナゴヤ(Bad Ass Temple)、オオサカ(どついたれ舗)とディビジョンが追加され、さらなる注目を集めている。また、宮野真守をはじめ

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    mmrgogype 2020/01/04
  • tofubeats × imdkm『リズムから考えるJ-POP史』対談 「イノベーションの瞬間を記録している」

    ライター/批評家のimdkmが初の書籍『リズムから考えるJ-POP史』を刊行したことを受けて、9月25日にユーロライブにて盟友・tofubeatsをゲストに迎えた対談イベントが開催された。『リズムから考えるJ-POP史』執筆のきっかけから小室哲哉がJ-POPに与えた影響、宇多田ヒカルのリズムの解像度、そしてimdkmの今後の執筆の予定についてまで話は及んだ。(編集部) 『リズムから考えるJ-POP史』の出版について imdkm imdkm:元々「リアルサウンド」や自分のブログに、ポップスやヒップホップ、EDMなどのリズム構造や構成の分析、J-POPの歌の譜割りについての記事を書いていたんですよ。リズムについては、自分の得意技の1つにしようかなとは思っていましたね。そこにの依頼もあったし、2018~2019年に出たJ-POPの新譜で、リズムのアプローチが面白い作品が多くて。このはそういう

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    mmrgogype 2019/10/05
  • ヒトリエ wowakaが音楽シーンにもたらした“発明” ロックをアップデートしてきた足跡を辿る

    ヒトリエ『HOWLS』通常盤 あまりに突然のことで、第一報を見たときには、しばらく目を疑った。バンドは今年2月に最新アルバム『HOWLS』をリリースし、それを引っさげて全国ツアー『ヒトリエ TOUR 2019 "Coyote Howling"』で各地をまわっている最中だった。彼の死を受け、6月1日の新木場STUDIO COASTで開催される予定だったツアーファイナル公演も含め、ワンマン公演は中止、イベントへの出演は全てキャンセルとなった。 「突然の悲報に接し、メンバー・スタッフ一同、現実を受け止められない状況です。バンドの今後の活動については現在未定ですが、イガラシ、シノダ、ゆーまおの各メンバーは、これからも音楽活動を続けてまいります」と、オフィシャルサイトでは報じられた。 僕自身、ショックはとても大きい。 ツアー中だったというだけでない。ヒトリエというバンドの歩んできた道程自体が、まだま

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    mmrgogype 2019/04/21
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