![Amazon.co.jp: 経済大陸アフリカ (中公新書 2199): 平野克己: 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/320cde5aaa0a9a4d1592bba978cc1ccc20ef7743/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41TWY%2BieeeL._SL500_.jpg)
統計学をその「意味」の視点からこれほどわかりやすく解説した書籍はないのではないか。「統計学が最強の学問である」(参照)という表題は挑戦的だが、実際、後半部の応用分野との関わりの解説に力点を置いて読むならなら適切とも言える。しかしなにより、統計学をわかりやすく解説した入門書としてすぐれている。現代人ならどうしても統計学の基礎知識は必要となるので、そういう点からも必読書と言ってもいい。 本書の内容は、cakesに連載されていたもので、私も連載当初から読んでいた。語り口が豊かでまた逸話も面白く、オンラインの読み物としてもすぐれているのだが、中盤の回帰分析の説明あたりから、これは集中して読んだほうがいいなと思い直し、年末から正月、Kindle PaperWhiteのブラウザー機能に落とし込んで読んだ。ある程度、濃密なコンテンツになると依然、書籍というのは有利なもので、この連載が書籍化されるなら、早
「10万年の未来地球史 気候、地形、生命はどうなるか?」(参照)という邦題をそのまま借りて、「10万年後、地球はどうなるか?」という疑問を投げかけたい。どうなるのだろう。当然、そのころ人間はどうなるのだろうかという問いも含まれる。 本書は、この問いに、現代の科学からかなり妥当に答えを出している。なかなかの大著だが、SFのように面白い。というか、面白さの点でこれ、SFとなにが違うのか。 本書にはもう一つの意図がある。地球温暖化問題である。簡単に言うと、人類が排出する二酸化炭素など温室効果ガスが、地球の未来に影響を与えるという点だ。 そう言うと、「なんだ、当たり前ではないか」という反応もあるかもしれないが、問題は、その影響の範囲と、その影響が深刻だという場合、現在の人類に何ができるのかという問題になる。 この問題は、いろいろ議論されてきたが、「10万年の未来地球史」という視点からどうなるだろう
トップ > 特集・連載 > 東日本大震災 > 過去の連載 > ボクとママの放射能教室 > 記事一覧 > 記事 【ボクとママの放射能教室】 ゼロはこない半減期 セシウム137 120年後も残る Tweet mixiチェック 2012年3月31日 「ただいまあ」 「お帰り。何、その本。全部まんがじゃない」 「商店街の閉店セールで一冊五円で売ってたんだよ。ブックイフに持ってけば一冊二十円で買ってくれるんだ。全部売ったら百五十円ももうかるよ」 「どっちにしても安いわね」 「お年玉が、もう半分しか残っていないんだ。お小遣いがなくなっちゃうから、稼がなきゃ。三カ月で半分だから半年でなくなっちゃうんだよね。はやりの言葉でいえば、半減期三カ月というわけさ」 「それはちょっと違うな。キミのお小遣いのように放射能が減っていったら、問題の解決は早いね」 「すぐにはなくならないの?」 「ものによって違うのよ。放
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く