舛添要一さんが近年、政治についてどう考えているのかと思って、いくつか著作を読んでみた。ネットではいろいろ彼について反原発派からネガコメが飛び交っているので、『舛添のどうなる日本?どうする日本!―国民で考えるエネルギー問題』(参照)という本も読んでみた。2001年の本である。どうだったか。 普通。エネルギー政策について関心ある人なら普通に思うことが普通にまとまっているだけだった。つまり、私が読んだ限りでは特に原発推進派ということではかった。地球環境に配慮しつつ先進国のエネルギーミックス論から日本はこの時点で原発で三分の一のベース電源を作っているという事実を基本的に了解しているというもので、ドイツの例なども引き、反原発であれば、国民にそのコストの了解があればよいだろうとも述べていた。 考えてみたら、舛添さんにまとまった反原発な発言があったら、すぐにでもネガコメの格好の餌にされてただろう。 あと
アカデミー視覚効果賞は1939年に「特殊効果賞」として設けられ、1977年から「視覚効果賞」としてその年の最も優れた視覚効果を使った映画が選ばれてきました。2009年からノミネート作品が3枠が5枠に広げられたことにも表れているように、VFXは急速に発展しており、1977年から2012年受賞作品を一気に見ていくと、そのすさまじさがよく分かります。 Academy Awards: Best Visual Effects Oscar Winners on Vimeo 太陽が2つある土地を歩く後ろ姿。 マーク・ハミルが演じるルーク・スカイウォーカーです。 ということで、1977年の第1回視覚効果賞を受賞したのは「スター・ウォーズ」。 自分のイメージを映像化するには従来の撮影技術では不足と感じた監督のジョージ・ルーカスは、自ら新たな特殊撮影専門の会社としてインダストリアル・ライト&マジック(ILM)
『ニューヨーカー』誌の2013年12月23日&30日合併号に、マイケル・ポーランが「植物に知能はあるか」というテーマで力作レポートを寄せていました。ポーランは、カリフォルニア大学バークレー校でジャーナリズムのジェームズ・ナイト教授職にあり、本を書けば毎度ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入りを果たすという売れっ子ノンフィクション作家でもあります。それに加えて、彼はアマチュアの料理人でもあるんですよね。最新作”Cooked”については、本稿の最後でさらっとご紹介いたしますが、なにせ売れっ子なので、タイトルよりも著者の名前の方が目立つカバーとなっております(^^ゞ さて「植物に知能はあるか?」と聞いて、「それってトンデモ?」と思った方もいらっしゃることでしょう。そう思われるのも無理はありません。なにしろ、「植物には感情がある」とか「植物は人間と心を通わせることができる」といった話には、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く