命懸けの取材 以前、リビア政府に拘束され釈放されたときのフォーリー Louafi Larbi-Reuters ISIS(イラク・シリア・イスラム国、別名ISIL)は19日、アメリカ人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリーの首を切断する処刑映像を公開した。だがシリアの情報筋によれば、フォーリーはISISへの忠誠の証として別の武装組織「ダウード旅団」に誘拐された可能性が高い。 ダウード旅団(現在のメンバーは約1000人)は元々自由シリア軍(FSA)など比較的穏健なシリアの反政府組織と共闘していたが、最近になってISISに急接近した。FSAから離脱し、100台余りの車両を連ねてISISの拠点であるシリア北部のラッカに移動したと、インターナショナル・ビジネス・タイムズ(IBT)が先月伝えたばかりだ。 ダウード旅団は以前はアブ・モハメド・アルシャミの指揮下で「ムジャヒディン軍」を名乗っていたが、12