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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (588)

  • 共和党副大統領候補バンスのインド系妻がMAGAに「転向」した理由

    エイミー・チュア(左)はウーシャ・バンス(右)のキャリアの礎を築いた PHOTO ILLUSTRATION BY SLATE; PHOTOS: PETER KRAMERーNBCーNBC NEWSWIREーNBC UNIVERSAL VIA GETTY IMAGESーSLATE, LEONNEALーGETTY IMAGESーSLATE <中道左派のはずだったインド系移民2世の弁護士がトランプに寄り添うのは、「政治より権力」という野心ゆえ> 共和党全国大会で大統領候補に指名されたドナルド・トランプ前大統領が、副大統領候補としてJ・D・バンス上院議員を紹介したとき、人々が最も驚いたのはバンスのウーシャのだろう。彼女はクラシックなハイヒールではないサンダルを履いていた。 【画像】共和党大会で浮いたウーシャのを見る セカンドレディー候補のファッションは、MAGA(アメリカを再び偉大な国に)界隈

    共和党副大統領候補バンスのインド系妻がMAGAに「転向」した理由
  • アメリカという永遠の難問...「マグマのような被害者意識」を持つアメリカと、どう関係構築すべきか

    <今のアメリカは、世界のお手となる「民主主義と自由の国」だろうか。もはやそう自明視できない。『アステイオン』100号の特集「「言論のアリーナ」としての試み」より「アメリカという永遠の難問」を転載> どんなに嫌いでも離れるには結びつきすぎていて、どんなに好きでもいつまで経っても理解できない。アメリカという国を理解し、関係を構築することは、いつの時代も難問だ。 1986年に創刊された『アステイオン』でも、多種多様なアメリカ論が展開されている。そしてそこには、今日喪失されてしまったかとも思える、アメリカへの健全な批判が満ちていることにまず気付かされる。 私たちは今、アメリカを批判的かつ建設的に分析できているだろうか。たとえば外務省HPは日米関係についてこう述べている。「日米同盟は日外交の要」であり、両国は「自由、民主主義、人権の尊重といった基的価値観を共有」する国である、と。 しかし、今の

    アメリカという永遠の難問...「マグマのような被害者意識」を持つアメリカと、どう関係構築すべきか
  • 超監視型社会『1984年』の悪夢は中国で実現する

    <全体主義国家の中国は、SNSだけでなく空港や学校、タクシーなどあらゆる場所で監視システムを導入している。最新型のEVも例外ではない> こんな出来事があった。国外に暮らす中国人Tが中国の親友と連絡するため、中国のアプリWeChat(ウィーチャット)を利用し始めた。そして、中国に関わる外国メディアの記事をウィーチャットで中国の親友とシェアしようとした。普通に使っていると思っていたある日、突然中国の親友から「何があった? なぜかあなたの朋友圏(モーメンツ)が真っ白になって、何も見られなくなったよ!」という連絡が来た。 びっくりしたTは慌ててウィーチャットをチェック。投稿はちゃんとある、こっちからはきちんと見えるよ、と親友に伝えた。同時に、国外にいる友人中国にいる友人数十人以上に聞くと、あることが発覚した。 ウィーチャットアプリには、国外向けの「WeChat」と、中国国内向けの「微信」という2

    超監視型社会『1984年』の悪夢は中国で実現する
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2024/07/07
    “みんな何の心配もなく、自由にしゃべったり議論したりしていると、EVのシステムに「政治批判の話題に気を付けよう」と注意された。”
  • 大統領選討論会で大惨事を演じたバイデンを、民主党が差し替える3つの方法

    今すぐバイデンは身を引くべきだ(6月27日の討論会後、夫人と共に退場) BRIAN SNYDERーREUTERS <米大統領選テレビ討論会は、バイデン大統領と民主党にとって比類なき大惨事だった。極めて異例だが、バイデンが撤退して他候補と交代する時間的な余裕はまだ十分にあり、その方法は3つある> 6月27 日に行われた米大統領選テレビ討論会は、バイデン大統領と民主党にとって、そしてこの国の民主主義の未来を案じる全ての人にとって、現代アメリカ政治史上比類のない大惨事だったと言わざるを得ない。トランプ前大統領との討論に臨んだバイデンは、救いようがなく混乱していて、見る者の不安をかき立てた。 バイデンは直ちに身を引くべきだ。11月の選挙を戦う民主党の大統領候補を正式に決める民主党全国党大会の開幕は8月19日。バイデンが大統領選から撤退して、ほかの誰かと交代する時間的な余裕はまだ十分に残されている

    大統領選討論会で大惨事を演じたバイデンを、民主党が差し替える3つの方法
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2024/07/01
    “民主党全国委員会の規則に、こんな一節がある。「ある大統領候補者への投票を誓約して全国党大会に選出された代議員は、良心に従い、自らを選出した人々の思いに沿って行動するものとする」。党大会でバイデン以外
  • SNSにおける教養は「人を殴るための棒」...民衆に殺される時代に「ジャーナリズムの未来」はあるのか?

    『アステイオン』1986年の創刊号から、初期の原稿をたどり「ああ、寄稿者の多くがご逝去されていて、当によかった」と思ってしまった。あの方々がいま生きていらしたら、誰か一人くらいは民衆に殺されていただろう。 普段、イエロー・ジャーナリズムで日銭を稼いで暮らしている私だが、たまに堅気の文も書く。ちょうど数日前に初稿をあげたのは、日の「弱者男性」に関する特集で、日人の3人に1人は、障害や貧困などに苦しめられる、弱者男性によって占められているという話であった。 つまり、男性の過半数は何らかのハンデを背負って生きているという推計である。そんな彼らが、当時の好景気に後押しされた教養主義にあふれる創刊号を目にしたら、革命の狼煙があがったやもしれぬ。 2号には袴田茂樹氏の「『知識人群島』ソ連」が掲載されており、そこにはロシアの民衆へ、同情的な言葉が並ぶ。 「『不足経済』の状況下では、商品や物的環境は

    SNSにおける教養は「人を殴るための棒」...民衆に殺される時代に「ジャーナリズムの未来」はあるのか?
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2024/06/12
    “『不足経済』の状況下では、商品や物的環境は即物的欲求充足のための『モノそのもの』として立ち現われざるを得ず、したがってモノと人間の関係はよりプラグマチックであってソフィスティケイトされる余地が少ない
  • イスラエルに根付く「被害者意識」は、なぜ国際社会と大きくかけ離れているのか?

    <社会に内在化されている集団心理の原因、それを支える「社会装置」について。また、イスラエルに対して「親」や「反」で国際社会が分断しないためにすべきこととは> イスラム組織ハマスによる奇襲攻撃によって、イスラエル社会に共有される根深い「被害者意識」が改めて浮き彫りとなった。 ポーランドの片田舎に人目を避けるように建設されたアウシュビッツの収容施設に立ち入れば、当時ユダヤ人が感じたとてつもない恐怖を強制的に想像させられる。ホロコーストは紛れもない事実であり、虐殺されたとされる600万人というユダヤ人犠牲者の規模はわれわれの想像をはるかに上回る。 国家としてのイスラエルには、この「恐怖」が深く根付く。5月5日、ホロコースト追悼祈念日「ヨム・ハショア」に向けて、イスラエル軍のハレビ参謀総長は声明を出した。 「われわれを滅ぼそうとする凶悪な敵に押し付けられた戦争で、突然終わった全ての命。しかし、今回

    イスラエルに根付く「被害者意識」は、なぜ国際社会と大きくかけ離れているのか?
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2024/06/11
    “原則すべての国民が人生のある時点で「敵」を共有し、「殺(や)るか、殺られるか」の世界観を学ぶ。”
  • たった1日10分の筋トレが人生を変える...大人になったら「筋肉投資」で健康長生きの秘訣

    <ネガティブな気分、自信のなさ、だらだらした行動、非モテ・コミュ障、体調不良、貧弱なカラダ...ぜんぶ筋トレが解決する! 風邪、肩こり、便秘、むくみと無縁の日々へ> 筋トレにはどんなメリットがあるのか。筋トレYouTuberの芳賀セブンさんは「筋肉を動かすと基礎代謝が上がり、血流が良くなる。肩こりやむくみの解消にも効果的だ」という――。 ※稿は、芳賀セブン『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。 【風邪を引きやすい人は筋トレをしたほうがいい】 マッチョに、春夏秋冬はない。マッチョは「夏夏夏冬」の1年を過ごしている。というのも、マッチョは筋肉量が多いため、寒さへの耐性が異常に強いのだ。 みんなが涼しいと言っている春や秋でも、マッチョの体感温度は暑い。真冬でも寒さに凍えることはない。筋肉量が多いと、基礎代謝が上がる。基

    たった1日10分の筋トレが人生を変える...大人になったら「筋肉投資」で健康長生きの秘訣
  • 「本のない家庭」で育った、ポール・オースター...ジャンルを超越し、人間を見つめた「文学の天才」の人生とは?

    <卓越した物語で読者を魅了した米現代文学の巨匠ポール・オースター。その知性と革新に満ちた、偉大な足跡を振り返る> 4月30日に77歳で死去したポール・オースターは、1950年代のニュージャージー州の「のない家庭」で育った。人間の行動や変化する世界の複雑性にこだわるオースター流の視点を養ったのは、そんな世界だ。 文学に情熱を傾け、書くことに魅了されていた「ニューヨークのユダヤ人青年」時代には、コロンビア大学で英文学を学んだ。 「ニューヨーク三部作」を発表し、文学シーンに根を下ろしたのは80年代。実存主義や不安というレンズを通じて、ハードボイルド小説と力みのないポストモダン文学の形式を巧みに融合した超ジャンル的な作品群だ。 「三部作」を構成する『ガラスの街』(邦訳・新潮社)、『幽霊たち』(同)、『鍵のかかった部屋』(邦訳・白水社)は見事に入り組んだプロット、謎めいた登場人物、言語やアイデンテ

    「本のない家庭」で育った、ポール・オースター...ジャンルを超越し、人間を見つめた「文学の天才」の人生とは?
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2024/06/09
  • ドイツが国民の防空壕整備を検討、全面戦争のリスクを懸念

    第二次大戦中にイタリアのムッソリーニが作った防空壕(ローマ) Photo by Piero Tenagli / ipa-agency.net/IPA/Sipa USA <先の大戦から残った地下壕もあるが、精密誘導兵器が攻撃の主となる現代の戦争からは逃れられない恐れもある> ドイツでは、戦争が起きた場合に国民を保護するための「地下シェルター」の建設が検討されはじめた。ドイツ誌シュピーゲルは、ドイツ政府は全面侵攻があった場合に国民を守る方法についての提言をまとめたと報じた。 【画像】ドイツ空軍機がスクランブルをかけたロシア機IL20と戦闘機 ウクライナで続く戦争により安全保障リスクが高まったとの懸念から、ドイツの地方議会は政府に対して、古い地下壕の修復を呼びかけているということは、3月にも報じられていた。 だがシュピーゲルは、6月にポツダムで開かれる州内相らの会合で議論される予定の報告書を引用

    ドイツが国民の防空壕整備を検討、全面戦争のリスクを懸念
  • TikTokやXでも拡散、テレビ局アカウントも...軍事演習の裏で進む中国「ハイブリッド戦」とは何か

    台湾の新総統が就任した直後、2日間の軍事演習を実施した中国軍。しかし、軍事的な動きを見ているだけでは中国側の意図は分からない> 台湾の頼清徳(ライ・チントー)総統が5月20日に就任した直後、中国は予告なしに台湾周辺で2日間の軍事演習を開始。同時に主要SNSで世論誘導のための組織的な工作を展開している。 中国当局は、この挑発的作戦を台湾の「分離主義的行動」に対する「懲罰」と主張。軍事衝突手前のぎりぎりのラインで台湾側の主権、支配権、法執行権に揺さぶりをかけた。 中国当局の偽情報・世論工作は、いわゆる「ハイブリッド戦」戦略の一部だ。法的・認知的闘争に加え、「グレーゾーン(武力行使には至らない威嚇)」戦術を組み入れている。狙いは台湾海峡の現状に挑戦し、容認できない行動の定義を書き換えることだ。 中国軍の東部戦区司令部は、頼の就任演説を「台湾独立」勢力の「分離主義的行動」と呼び、軍事演習はそれに

    TikTokやXでも拡散、テレビ局アカウントも...軍事演習の裏で進む中国「ハイブリッド戦」とは何か
  • アメリカはどうでもよい...弾薬の供与停止も「進撃のイスラエル」は止まらない

    バイデンの警告を無視してネタニヤフはラファへ侵攻。終戦後のビジョンなきこの戦争の行方を元国家情報会議(NIC)議長に聞いた> イスラエルは5月7日、パレスチナ自治区ガザ南部、エジプトとの国境にあるラファ検問所を掌握したと発表。アメリカなどが強く反対してきたラファへの大規模な地上作戦を格的に開始した。 ジョー・バイデン米大統領は6日にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と電話会談を行い、ラファ侵攻を強行すれば、アメリカの対イスラエル政策を転換することにもなると示唆して警告。 アメリカは8日、イスラエルへの一部弾薬の供与を停止していることを明らかにした。 ガザで格的な戦闘が始まって以降、家を追われた100万人以上のパレスチナ人がラファで避難生活を送っている。その約半分は子供だ。 イスラエルとハマスの7カ月に及ぶ戦争をめぐり、アメリカ政治的影響力の限界はどこにあるのか。 オバマ政権で国

    アメリカはどうでもよい...弾薬の供与停止も「進撃のイスラエル」は止まらない
  • 「原爆の父」オッペンハイマーの伝記映画が、現代のアメリカに突き付ける原爆の記憶と核の現実

    映画は天才物理学者オッペンハイマーの成功と赤狩り時代の「凋落」を描く ©UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED. <アカデミー賞作品『オッペンハイマー』を通して、大勢のアメリカ人が原爆と核戦争歴史に引き込まれ、ミレニアル世代やZ世代の多くは初めてその現実を知ることになった> 『オッペンハイマー』は興行収入(全世界で10億ドル近く、アメリカだけで3億ドルを超えた)、アカデミー賞(作品賞を含む7部門を受賞)、レビュー(映画評論家だけでなく科学者や歴史家にも注目された)が示すとおり大成功を収めた。 1人の物理学者が同僚と語り合い、共に研究に取り組んで世界初の原子爆弾を開発する3時間の伝記映画が、スーパーヒーローかスーパーマリオかトム・クルーズがいなければ映画館に足を運ばない人々の興味を大いにかき立てると予想した人は少なかった。 そして、ピンクずくめの少女

    「原爆の父」オッペンハイマーの伝記映画が、現代のアメリカに突き付ける原爆の記憶と核の現実
  • オルテガが警告した「大衆の反逆」は日本では起こらないのか、それともすでに始まっているのか?

    <甘やかされた大衆とそれに媚びる政府のなれあいが垣間見える...。「優しい大衆」が生み出す危険について。『アステイオン』99号より「「大衆の反逆」、「無害な大衆」」を転載> オルテガ・イ・ガセットの『大衆の反逆』は、筆者が強い影響を受けたの一つである。 甚大な損害を被り人々が立ち上がれないほど打ちのめされた第一次世界大戦後のヨーロッパでは、『チップス先生さようなら』や『昨日の世界』(ツヴァイクの自伝)などが描写したように、社会が根底から変わってしまった。その結果生じた重大な危機が、書の主題である。 この大きな社会的変化を、オルテガは一連の象徴的な光景の描写で示す。 「都市は人で」、「家々は借家人で」、「ホテルは泊まり客で、汽車は乗客で」満ちている。「有名な医者の待合室」や夏の「海浜」も同じだ。 いつの時代にも人は大勢いたが、以前はこうした場所に足を踏み入れず、分散してひっそり生きていた

    オルテガが警告した「大衆の反逆」は日本では起こらないのか、それともすでに始まっているのか?
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2024/04/18
  • 「アイアンドーム」では足りなかった。イスラエルの空の守りを完成させた防空ミサイル「アロー3」のすべて

    弾道弾迎撃ミサイル「アロー3」は2015年に最初の迎撃実験を終えた。写真はさまざまな物体から物の脅威を識別する実験のイメージ Ddfense Cengral/YouTube <イスラエルが近年になって配備した弾道弾迎撃ミサイル「アロー3」が、フーシ派からとみられるミサイルの迎撃に成功。周囲を敵に囲まれ、幾重にも張り巡らせたイスラエルの防衛網がさらに厳重になった> イスラエル軍は、自国領土に向けて発射された地対地ミサイルをアロー・ミサイル防衛システムで迎撃したと発表した。10月7日の戦闘開始以来、初めてのことだ。 親イランのフーシ派が3度イスラエルを攻撃?うち弾道ミサイルは最先端防空システム「アロー」が迎撃 10月31日にロイターの取材に応じたイスラエル国防軍(IDF)の報道官によると、このミサイルは紅海方面から発射された。これとは別のミサイルによる攻撃もあったが、紅海の都市エイラート沖で

    「アイアンドーム」では足りなかった。イスラエルの空の守りを完成させた防空ミサイル「アロー3」のすべて
  • 健康寿命を削る「質の悪い睡眠」や「不眠」をもたらす食品とは? 睡眠前の飲食だけではなかった

    「何を」「いつ」「どんなふうに」べるかを意識して良質な睡眠を手に入れたい BIT245/ISTOCK, FRESHSPLASH/ISTOCK <健康的な生活が、健全な眠りを支える。「睡眠障害」のリスクを低下させる、質の高いと眠りの好サイクルのために心がけるべきこと> 寝る前の飲睡眠に影響した経験は誰しもあるだろう。デザートとコーヒーを楽しんだ後、午前2時になっても目が冴えているかもしれない。しかし、1日を通しての事の選択が、夜の睡眠にも影響を与えていると考えたことがあるだろうか。 アメリカではかなりの割合の人が、睡眠の質が悪く、不眠症や閉塞型睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害に苦しんでいる。その一方で、多くの人が脂肪分や加工品を摂取しすぎており、物繊維や果物、野菜が不足している。 私は栄養疫学の研究者として、集団レベルで習慣を調査し、健康に及ぼす影響を考察している。政府が5

    健康寿命を削る「質の悪い睡眠」や「不眠」をもたらす食品とは? 睡眠前の飲食だけではなかった
  • バイデンがトランプ陣営から学ぶべきこれだけのこと

    計91件の罪状で起訴されていても、大統領候補になりそうなトランプ MIKE SEGARーREUTERS <予備選で圧勝する前大統領、2期目を防ぐため、民主党はなりふり構わずトランプの「悪」を暴け> アメリカでは今秋の大統領選に向けて、民主・共和両党の指名候補を決めるための予備選が始まっている。 共和党では、ドナルド・トランプ前大統領が、選挙戦のカギを握ると言われるアイオワ州での圧勝に続きニューハンプシャー州でも勝利し、対立候補のニッキー・ヘイリー元国連大使が指名を勝ち取るのはかなり厳しくなってきた。 トランプが再び大統領になる可能性など、想像するのも難しい驚愕すべき事態だが、民主党はショックを受けている場合ではない。11月の選でトランプを負かす戦略づくりに腰を入れる必要がある。 なにしろ複数の世論調査によれば、再選を目指す民主党のジョー・バイデン大統領は、苦戦どころか、激戦州における支

    バイデンがトランプ陣営から学ぶべきこれだけのこと
  • なぜガザは監獄になったのか...ハマス本拠地の歴史をひもとく

    <イスラム原理主義組織ハマスを生み出したパレスチナ自治区ガザ地区の過去と未来> ガザを完全封鎖せよ──。10月7日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによる奇襲攻撃を受けたイスラエルの政府は、直ちにそう決定した。強固な壁が張り巡らされ、既に「世界最大の野外監獄」と呼ばれるガザに、料や電気、さらには水の供給も全て停止せよというのだ。 一体ガザとはどういう場所なのか。なぜ、ハマスの拠地となったのか。こうした問いに答えることが、今後エスカレートの一途をたどると思われる紛争の重要な歴史的背景を理解する助けになるはずだ。 ガザは、地中海の東の突き当たりに位置するイスラエルの、最南端にある海沿いの地区だ。面積はアメリカの首都ワシントンの約2倍で、西側は海、北と東はイスラエル、そして南側はエジプトに囲まれている。 ガザは昔からパレスチナと呼ばれてきた地域の一部で、古くから貿易港とし

    なぜガザは監獄になったのか...ハマス本拠地の歴史をひもとく
  • かつて「民主主義の世界的リーダー」ではなかった...「反知性主義」を論じた歴史家ホフスタッターが描いた建国期アメリカのデモクラシーとは

    アメリカは民主主義国の代表例とみなされているが、建国期からリベラル・デモクラシーの理念が形を変えることなく継承されてきたわけではない。 たとえば、デモクラシーに不可欠な要素と考えられている、複数の政党間での政権交代は、政党の存在自体が忌避されていた建国期のアメリカでは決して自明のことではなかった。 今でこそ民主党と共和党という二大政党が政権をめぐって相争う姿は見慣れた光景だが、立場を異にする複数の政党が競合する政治のあり方がアメリカの地に根づくには長い時間がかかったのである。 20世紀を代表する米国史家リチャード・ホフスタッターの著した『政党制の理念――アメリカ合衆国における合法的反対勢力の台頭(1780-1840)』(The Idea of a Party System: The Rise of Legitimate Opposition in the United States, 17

    かつて「民主主義の世界的リーダー」ではなかった...「反知性主義」を論じた歴史家ホフスタッターが描いた建国期アメリカのデモクラシーとは
  • 【動画】「まさに壊滅的!」米ミサイルATACMSから飛散したクラスター弾による爆撃の瞬間

    <米国製ミサイルATACMSからクラスター弾が発射される様子を捉えたとされる動画がインターネット上で注目を集めている> Absolutely devastating Archival footage of the ATACMS with cluster bombs#ATACMS pic.twitter.com/rnEvxpCojH — PStyleOne1 (@PStyle0ne1) September 23, 2023

    【動画】「まさに壊滅的!」米ミサイルATACMSから飛散したクラスター弾による爆撃の瞬間
  • ロシアの意図的なルーマニア攻撃の形跡ない=NATO

    9月7日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長(写真)は、ルーマニア領内でドローンの破片が見つかったことについて、ロシアがルーマニアを意図的に攻撃した形跡はないと述べた。写真はビリニュスで7月撮影(2023年 ロイター/Kacper Pempel) [ブリュッセル 7日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は7日、ルーマニア領内でドローン(無人機)の破片が見つかったことについて、ロシアがルーマニアを意図的に攻撃した形跡はないと述べた。 ウクライナは4日、ロシア軍がウクライナ南部オデーサ(オデッサ)州のドナウ川沿いのイズマイル港をドローンで攻撃した際、ロシアのドローンがNATO加盟国であるルーマニアの領土に落下し爆発したと発表。ルーマニアのティルバル国防相は6日、ロシアのドローンの部品がルーマニア領内に落下した可能性があると述べた。 ストル

    ロシアの意図的なルーマニア攻撃の形跡ない=NATO