東洋一のスラム街と呼ばれるフィリピンのトンド地区に潜入し、そこを歩いていると銃声のようなものが何度も鳴り響いた。 「おちょくられてるか、威嚇されてるんじゃないですか?」 怯える番組スタッフに、取材者は事も無げに笑みを浮かべて言う。 スタジオでそのVTRを見ていたバナナマン設楽統は、思わず「お正月にこんなの見たくないよ!」と叫んだ。 2014~15年の年末年始番組で最も強烈なインパクトを与えた番組のひとつが、このVTRが放送された『クレイジージャーニー』(TBS系)だろう。出演者は設楽のほか、ダウンタウン松本人志、小池栄子。演出は、『水曜日のダウンタウン』(同)でもディレクターを務める横井雄一郎である。 独自の視点で世界を巡る狂気の旅人がスタジオに集結し、「自分じゃ絶対行かないけど、見てみたい!」と思えるような旅の体験を語ったり、その映像を見るという“伝聞型紀行バラエティ”だ。 冒頭のスラム
1月7日、ドイツのタブロイド紙ビルトは、政府筋の話を引用し、ギリシャのユーロ圏離脱という不測の事態を想定した対応計画をドイツが策定していると伝えた。ギリシャ国旗(左)とEUの旗。アテネで6日撮影(2015年 ロイター/Alkis Konstantinidis) [ベルリン 7日 ロイター] - ドイツのビルト紙は、政府筋の話を引用し、ギリシャのユーロ圏離脱という不測の事態を想定した対応計画をドイツが策定していると伝えた。銀行での取り付け騒ぎの影響などが懸念されている。 同紙によると、反緊縮を掲げ、債務の一部減免を目指すギリシャの野党急進左派連合(SYRIZA)が1月25日の総選挙で勝利した場合のシナリオをドイツ政府は想定。 政府専門家は、ギリシャがユーロ圏を離脱した場合に預金者が同国の金融機関に殺到し、破綻に追い込まれる可能性を警戒している。 ビルトによると、その場合は欧州連合(EU)の銀
前日の海外市場に続き、6日の東京金融市場でも、投資家の「安全志向」が一気に広がった。大幅な株安の一方、安全資産の国債が買われて金利が低下。外国為替でも円がドルやユーロに対して買い進められた。原油安とギリシャ問題という海外事情で、国内市場が翻弄(ほんろう)されている。 原油の値下がりは、日本やアジアの新興国などエネルギーを輸入する国にはプラスのはずなのに、なぜ株安につながるのか。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘氏は、日本株を買っていた海外の機関投資家が石油関連への投資で損をしたためだと指摘。「損失を抱える海外の投資家は、これまでの値上がりで含み益がある株式を売っている」という。弱気になった投資家は損失リスクを避けようと、株式市場から債券市場に資金を回しており、「原油価格が下げ止まるまでは株価も乱高下する可能性がある」としている。 ロシアなど資源輸出国にとっては、原油安は景気の悪
CLICK HERE FOR PRINTABLE VERSION Top Risks 2015 Ian Bremmer, President Cliff Kupchan, Chairman Published January 5, 2015 Geopolitics is back. As 2015 begins, political conflict among the world's great powers is in play more than at any time since the end of the Cold War. US relations with Russia are fully broken. China is charting its own course. The ties that bind Europe are fraying on multiple
(英エコノミスト誌 2015年1月2日号) 2014年のアジアは、終わってみれば、1914年の欧州ではなかった。だが、その類似には注意を払わなければならない。 「節目の年」は暦の上の偶然にすぎないが、無視するのが難しいこともある。2014年は第1次世界大戦開戦から100年目にあたる年だった。そのため、この戦争で何百万もの命を失った国々では、厳粛な式典が執り行われた。 また、一部の人々は、この戦争を引き起こした状況に、現在の厄介な戦略的緊張、とりわけアジアにおける緊張をなぞらえた。 20世紀初頭の欧州とその100年後のアジアには、無視するにはあまりにも多くの類似点がある。実際、また世界的な対立が勃発するのではないかという懸念を生むほど気がかりな類似だ。年が変わっても、引き続き過去との類比は盛んに行われるだろうが、類似点だけでなく、相違点にも注意が向くようになるかもしれない。 ハーバード大学の
総選挙で自民党が圧勝したのを受け、首相官邸と財務省のバトルが再開される。官邸と財務省は2014年11月、消費税の10%引き上げを巡り対立。予定通り15年10月からの引き上げを唱える財務省に対し、首相は景気後退を理由に引き上げ時期の延期を主張。首相が財務省を押し切り、予定より1年半、増税時期は先延ばしされた。 「財務省の影響下にある自民党税制調査会を拠点に、財務省は首相と攻防。元大蔵官僚の野田毅党税調会長が会見で首相の引き上げ延期を批判したが、官邸は『反対するなら総選挙で公認しない』と恫喝。それが効いて、次期衆院議長に色気ありとされる野田氏は首相批判をやめた」(自民党税調議員) この戦いに勝った首相官邸は、対財務省の第二ラウンドにも勝利する。舞台は佐賀県知事選(12月25日告示、15年1月11日投開票)だった。 「知事選には財務省出身の佐々木豊成・TPP政府対策本部国内調整総括官が出馬予定だ
2015年01月06日20:00 カテゴリピケティ ピケティ、「マンキューに対する反論」 前回の記事で2015年1月3日のAmerican Economic Association の講演ためのマンキューのエッセイを紹介しましたが、今度は同じ講演のためのピケティのエッセイ(こちら[pdf])です。タイトルは「『21世紀の資本』について」ですが、マンキューのエッセイの後に書かれたもので、マンキューの指摘を意識したものになっています。原文4ページから9ページまでの部分訳です。ピケティがどのようなモデルで考えているかは、次のpdfが参考になるかもしれません。 http://piketty.pse.ens.fr/files/PikettyEcoIneg2013Lecture6.pdf 『21世紀の資本』について "About Capital in the 21st Century" Thoma
■本日の言葉「just war」 (正しい戦争、正当な戦争)■ いつもはゆるい「暇ダネ」の英語をご紹介する金曜コラムですが、日本時間の木曜夜(10日夜)にオバマ米大統領のノーベル平和賞演説を観ていて、感動…というか、色々な意味で心揺さぶられたので、今週はちょっと真面目な話をします。「オバマが平和賞に値する何をした」という批判はつくづく最もだと思う一方で、「正しい現実主義」あるいは「正義を胸に抱いたプラグマティズム」のお手本のような演説を聞きながら、アフガニスタン3万人増派を決断したばかりのこの国家指導者こそ、ダイナマイトの発明者が創設した「ノーベル賞」にふさわしいのではないかと、その何ともいえないアイロニーに感服したからです。(gooニュース 加藤祐子) ○オバマ氏らしいきっぱりした曖昧さ こんなに物議をかもしたノーベル平和賞は珍しいというくらいの平和賞を受賞し、オバマ氏は、受賞演説で「J
【東京】ブックカフェで一日過ごしちゃおう! 長居できる都内のブックカフェ14選 更新日: 2024年3月25日 最近、東京で老若男女問わず支持を集めているのがブックカフェ。書店にカフェスペースを設けているところや、カフェの一角に読書スペースを作っているお店などあり、ゆっくりと小説や雑誌、絵本を味わうことができます。どのブックカフェも居心地の良さを考えた店づくりをしていて、コーヒーやビール、カクテルを飲みながら本を楽しめます。お腹が空けばランチやスイーツ、おつまみも提供してくれるので、自宅よりもくつろいでしまうという人もたくさんいます。今回はそんな丸一日でも過ごしたくなる、おすすめのブックカフェを紹介します。
2006年06月23日 レネ・シェーファー『オランダ兵士長崎被爆記』を読む テーマ:今日どんな本をよみましたか?(87456) カテゴリ:φ(..;)来た見た書いた 米国原爆使用の不当性を告発する元オランダ兵捕虜。いわゆる日本兵の“捕虜虐待”に当事者の彼自身「異論」あり。 この本は特異な本です。長崎市幸町の福岡俘(ふ)虜収容所第十四分所に収容されていた元オランダ兵、レネ・シェーファー氏の書いた被爆体験記です(描かれているイラストも御本人によるもの。玄人はだしだ。それともプロの画家?)。 オランダでは出版されていません。 p165「オランダでは、戦闘場面も、戦争の英雄も、日本への憎しみもない本は商業ベースに乗らない」 と全オランダ出版社で断られ、出版出来なかったのです。 (「日本への憎しみがないと商売にならない」というのは随分“正直”な断り方だよね。 ハァ(*´・Д・`)=3 逆に言えば「商
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く