パートの主婦らが社会保険料を負担しないように働く時間を抑える「130万円の壁」問題の改善に向け、政府は企業向けの助成制度を拡充する。パートの働く時間を延ばしたり賃上げしたりした企業に補助金を出し、働く人が「壁」を越えるのを後押しする。女性の労働時間を延ばし、経済成長につなげる狙いだ。 7日の経済財政諮問会議で、塩崎恭久厚生労働相が明らかにした。 現状では、主婦らの就労が年収130万円以上か週30時間以上だと、年金や医療の保険料を払わないといけない。さらに来年10月からは従業員501人以上の企業では、就労が「週20時間以上で年収106万円以上」だと保険料の負担が生じる。 新たな助成制度では、パート労… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続き