私たちは、何と闘っているのか 「玄関先に“中傷”するビラ 青森の実家に帰省」といった報道(※1)がなされ、札幌ナンバーが北海道の他地域で忌避されるという話を、親戚や出張されている方から伺いました。「相互監視と嫌がらせ」は、どんどん自分の心を貧しく卑しくするだけです。メディアが植え付けた恐怖による過剰防衛を和らげる必要性を痛感しています。 松江のサッカー部のクラスターでは、校長先生が謝罪会見をしました(※2)。そもそも完全に防衛などできないウイルス性疾患では謝罪は不要で、対応すれば済む話です。新型インフルエンザで学級閉鎖になっても、校長先生は頭を下げたりしません。 コロナウイルス災害による、旅客運送業のバス会社の苦闘が再放送されていました(※3)。私は、複雑な気持ちで番組を拝見していました。一つは、ひたむきに仕事を存続させ雇用を守ろうとする社長と社員さんに対する共感。もう一つは、「私たちは何