日本製鉄によるアメリカの大手鉄鋼メーカー、USスチールの買収計画についてアメリカ政府の対米外国投資委員会が買収を認めるかどうかを判断するのは、ことし11月の大統領選挙の後になる可能性があると、欧米メディアが相次いで伝えました。 日本製鉄は去年12月、アメリカの大手鉄鋼メーカー、USスチールを買収することで両社で合意していて、アメリカ政府の対米外国投資委員会が審査を進めています。 この買収計画について欧米メディアは17日、日本製鉄が承認を求める審査を再申請することを認める見通しだと相次いで伝えました。 このうちブルームバーグは、この決定によって委員会が買収を認めるかどうかを判断するのは、11月のアメリカ大統領選挙の後になる可能性があると報じています。 この買収計画には鉄鋼業界の労働組合が反対しているほか ▽民主党のバイデン大統領とハリス副大統領がいずれも否定的な考えを示し ▽共和党のトランプ