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2021年5月4日のブックマーク (4件)

  • カズオ・イシグロ「私が子供の頃から信じていたものは、幻想だったのかもしれない」 | キャリアを総括する大長編インタビュー

    忘れられない記憶 1983年10月下旬の、肌寒い快晴の土曜日。二極化した超大国間の水爆戦争が現実味を帯びてきたことで、ロンドン中心街に25万人が繰り出した。 そのなかに、初めての小説を出版したばかりのカズオ・イシグロという若き作家がいた。イシグロの母は、1945年の長崎の原爆を経験している。したがって、彼がこの日のデモ行進に参加することは、いわば息子の務めのようなものだった。 彼は友人たちととともに、西側諸国の核放棄を要求するスローガンを唱えて歩いた。西側が放棄すれば、東側もただちにそれにならうだろうという見込みにもとづいていた。 プラカードを掲げ、旗を振る群衆は、ビッグベンを過ぎてハイドパークへ向かう間、多幸感に酔いしれた。抗議活動は全ヨーロッパで同時多発的に行われており、束の間、当に事態は変えられるのではないかと信じてもよさそうだった。 だが、もしこのすべてが、おそろしい間違いだった

    カズオ・イシグロ「私が子供の頃から信じていたものは、幻想だったのかもしれない」 | キャリアを総括する大長編インタビュー
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2021/05/04
    “「私を取り巻く世界は教養と刺激にあふれ、リベラルな考えをもつ皮肉っぽい人々が集まっている世界です。しかし、それは想像していたよりずっと小さな世界だった、といま思います」”
  • 聖火リレー「密集しないように」プラカードで呼びかけた市職員3人コロナ感染

    【読売新聞】 鹿児島県霧島市は1日、東京五輪の聖火リレーで沿道の観客の整理を担当していた同市職員3人が、新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。 同市では4月27日に聖火リレーを実施。3人はいずれも、沿道で観客が密集しないよう呼

    聖火リレー「密集しないように」プラカードで呼びかけた市職員3人コロナ感染
  • 西浦博 教授が緊急報告、「第4波」が“これまでと違う”と言わざるを得ない「4つ」の理由(西浦 博) @gendai_biz

    (2)生産年齢人口で中等症・重症患者が… 20歳から40歳代で酸素投与を要する中等症の方が圧倒的に増えました。また、60歳未満も含めて肥満あるいは基礎疾患を持つ方を中心に重症化する患者が増えました*5。 第3波では60歳以上の方で重症者の82.5%が占められていましたが、「第4波」ではそれが65%程度まで落ちてきています。これまでは20歳代や30歳代で感染しても軽症で治ってしまう方がほとんどでした。 でも、英国株では、そんな若者も肺炎を起こしてしまい、苦しくて我慢できない程度になる方もいるのです。すると、中等症患者として入院して酸素療法をすることが必要になります。 一方、英国では、致死率がこれまでの1.5倍程度に上がったという報告がありますが*6、これと同じ結果が日で出るかどうかについては慎重に見極める必要があります。 なぜなら、生産年齢人口の重症者は高齢者よりも回復しやすいと思われます

    西浦博 教授が緊急報告、「第4波」が“これまでと違う”と言わざるを得ない「4つ」の理由(西浦 博) @gendai_biz
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2021/05/04
    “第3波では60歳以上の方で重症者の82.5%が占められていましたが、「第4波」ではそれが65%程度まで落ちてきています”
  • 2万5000年前、東アジアはコロナの猛威を経験? 新型で死者少ない理由か

    2万5000年前の東アジアでのパンデミックが遺伝子に耐性をもたらした? akinbostanci -iStock <2万5000年前、東アジアでコロナウイルスが猛威を振るっていた可能性が明らかになった。現在流行中の新型コロナに対し、死者が少ない理由を説明できるという> 昨年からのパンデミックを引き起こした新型コロナウイルスは、アメリカ、ブラジル、ヨーロッパ、インドなどで多数の犠牲者を出している。一方、私たちの住む日や当初の震源地だった中国などを含め、東アジアの国々は死者が比較的少ない。 背景には社会制度や経済など多数の要因が絡むが、新たな研究によると、数万年前に東アジアでコロナウイルスが流行しており、私たちの遺伝子に耐性をもたらした可能性があるという。 今回の内容を発表したのは、米アリゾナ大学のデイヴィッド・エナード助教授ら研究チームだ。チームは既存の国際研究「1000ゲノムプロジェクト

    2万5000年前、東アジアはコロナの猛威を経験? 新型で死者少ない理由か