開幕まで2年を切った大阪・関西万博で気になる事態が起きています。 「万国が集まる」万博ですが、海外のパビリオンの建設申請がまだ1件も行われていません。 開幕に間に合うのでしょうか。 くわしくお伝えします。 【博覧会協会 会見の概要は】 再来年の大阪・関西万博で海外のパビリオンの建設申請が1件も行われていない問題をめぐり、実施主体の博覧会協会が13日、大阪市内で会見を開きました。 このなかで、石毛博行 事務総長は、みずから費用を負担してパビリオンを建設するいわゆる「タイプA」の参加国50か国余りのうち9か国が建設の許可申請を前に協会に資料を提出していることを明らかにしたうえで、「タイプAの国には構想を示している国もあり、実現できるよう建設業者を探すなど支援できればいい。『万博の華』といえば参加国の出展で、一概には言えないが、年末までに着工すれば開幕に間に合うと考えている」と述べました。 その