先日、経済産業省が公表した『平成25年度エネルギーに関する年次報告』によると、我が国のエネルギー自給率は6%にまで下がっている。2010年には20%だったから、3分の1以下にまで減ったことになる。オイルショックの頃よりも低い数字だ。 電源に占める化石燃料の割合は88%を超えて過去最高。化石燃料にもさまざまあるが、順位は1位天然ガス、2位石炭、3位石油などとなっている。オイルショックの頃は1位がダントツで石油、2位が石炭、3位が天然ガスだった。天然ガスへの依存度が急激にアップしているのだ。LNG船が大活躍しているのである。 ボコボコがみえないLNG船 LNG船というと、船の上に球形のガスタンクがポコポコポコポコと並んだ姿が印象的だ。ところが、今、そのポコポコが外から見えないものが造られている。ガスタンクを豆粒に例えるなら、さやに収められているように見えるタイプだ。その名も、さやえんどう。建造
長崎県の軍艦島が、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の2015年の世界遺産候補となったことで、工場マニアや廃墟マニアから注目を浴びている島がある。広島県竹原市の竹原港沖にある契島(ちぎりしま)だ。廃墟マニアからは「もう一つの軍艦島」と呼ばれている。どんな島なのか…。 JR呉線の竹原駅近くにある竹原港から南へ約4キロ。瀬戸内海に浮かんでいる契島は、島全体が亜鉛工場となっていて、昼夜を問わず操業が続けられている。島の中央付近には、先のとがった煙突が立っていて、凜とした美しさを放っている。 現在、この島には、竹原港から会社の専用船が出ている。しかし、その船には従業員しか乗ることができない。通勤や運搬用に使われているからだ。それでも、民間の定期船が出ているので、大崎上島を経由して契島に渡ることは可能だ。最近は、工場マニアや廃墟マニアなどが、この定期船を突き止めて“上陸”するケースが絶えないという
2月11 生きている軍艦島~広島県の契島に上陸!? 今回は、ちょっと鉄とは違ったレポ。 皆様は長崎の軍艦島って御存知ですか?小さな島がまるごと炭鉱採掘の街となり、閉山と共に廃墟となったあの端島、通称軍艦島です。ちょっと前まで上陸は至難の技でしたが、世界遺産にしようとする動きが出てきたり、ちょっとだけなら上陸して歩けるようになっているみたいです。しかし、島が本来持っていた炭鉱の機能はとっくに無くなっており、観光色が強くなりつつある状況は趣味的には少し複雑な気持ちです。 そんなあなたにイチオシなのが広島県の契島。誰が言ったか、「生きている軍艦島」です。ここは島全体が現役の亜鉛工場で、貨物鉄には安中貨物でお馴染み東邦亜鉛株式会社の私有地なのです。そのため工場関係者以外は立ち入る事が出来ない島となっています。 そんなこの島を先日、セノハチと竹原のたまゆら聖地巡礼の流れで見つけてしまい、勢いで上陸!
■第二海堡の防波壁工事 第二海堡の防波壁の水深は、満潮面より-10~-11mあった。第二海堡の基礎は軟弱ではなかったので、捨石が沈下したり、波力も干潮面下1m以下に及ぶことありませんでした。水中作業には、素潜りの潜水夫と器械潜水夫を使用しました。この防波壁工事は好結果を納めたので、以後の第三海堡の防波壁工事にこの工法が採用されることとなりました。 ●東京湾第二海堡基礎試築ノ図 〔資料〕陸軍築城部本部(編)「現代本邦築城史第2部第1巻東京湾要塞築城史附録」、1943.4、国立国会図書館蔵 ◎五大力船 基礎石の投入に当たっては、割栗石を目的の位置に投入できるよう、浮標を目的地の付近におき、積載船(五大力船またはダルマ船)を浮標に係留して割栗石を投入しました。 五大力船は、東京湾を中心とする関東周辺で用いられました。船の大きさは、長さ9.4m~19.7m、幅2.4m~5.2mでした。
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