静かな環境で「ほぼ日」をごらんになっている 大阪または愛知万博世代のみなさんへ。 1動画は約4分30秒です。 2音は、ヘッドフォンで聞くのがいいです。 3家族を絶賛するのは、ほどほどにしましょう。 4日記帳は、どんどん嘘を書き、 机の上に置いておきましょう。
静かな環境で「ほぼ日」をごらんになっている 大阪または愛知万博世代のみなさんへ。 1動画は約4分30秒です。 2音は、ヘッドフォンで聞くのがいいです。 3家族を絶賛するのは、ほどほどにしましょう。 4日記帳は、どんどん嘘を書き、 机の上に置いておきましょう。
「カシミアのカーディガンが似合うお店になるようにと、 ガンバっております」 とそう、予約の電話でヒントをくれた件のお店。 フランス語の店名で、 ふんわりとしたカーテンと 明るいフランス模様の壁紙が居心地のよいレストラン風。 椅子も座り心地がよくて、テーブルもユッタリ大きい。 一人でフラッとやってきて、 お茶にお菓子をたのしみたくなる。 そんな雰囲気。 2冊のメニューが用意されていて、 その一冊にはコース料理が2種類。 前菜やメインディッシュが何種類かの料理の中から選べる、 「今月のプリフィックス」のコースがひとつ。 それと、「今日のシェフのオススメコース」 というのがひとつ。 料理の内容がとても丁寧に説明されていて、 季節の素材を上手につかったフランス料理。 高価な素材はあまりつかわず、 かといって「いわゆる」通好みの珍しい食材が 使われているわけでもない。 けれどもこの時期の、どんなフラ
ぼくはいま吉本興業のアドバイザーも 務めさせていただいていて、 アメリカのコメディを 日本に持ってこようとしています。 そして「笑い」にも日本とアメリカで ずいぶん違いがあるんです。 たとえば、アメリカでは絶対 (叩き)ツッコミはないんです。 あ、そうなんだ。 「なんでやねん(バーン!)」が、 虐待になっちゃうから。 はあー。 あと、もうひとつ理由があると思います。 日本ではツッコミが笑いの合図になって みんな同じタイミングで笑いますけど、 アメリカの劇場ではそれぞれが 自分のタイミングで笑うんです。 「何がおもしろいかはそれぞれ違う」という 感覚があるから、みんな自由に笑う。 そしてさまざまな「笑い」自体が、 そういう発想の作られ方をしています。 日本人の「笑い」の見方って、 たぶん「のぞき見」なんですよね。 おもしろいシチュエーションを お客はこっそりのぞいている、という。 だから基本
『求む、師匠』 突然に、師匠が欲しくなった。 プロ・マジシャン歴33年にもなるというのに、 なぜか師匠が欲しくてたまらなくなったのだ。 先日、いつものように、 「なにか、良いアイデア、 新ネタはないかなぁ。 どうにも、浮かばないなぁ」 と、嘆息していた。 すると急に、 「師匠はこんな時、 どう答えてくれていたかなぁ」 そう夢想する自分がいたのだ。 本当に、30年ぶりの想いだ。 そうなると私の心は、 「師匠さえいてくれれば、今のこの漠然とした 不安や疑問、 あるいは悩みさえも聞いてくれて、 弟子たちはたちまちホッとしてしまうに違いない。 師匠さえいてくれれば‥‥」 自分で解決することなど捨てて、 師匠に寄りかかってしまおうとするのだった。 こちらから打ち明けなくても、 師匠は私の表情を見て 心の中を探るのだった。 「どうしたぁ、ははぁ~ん。 また、しょうもないことで悩んでるなぁ。 きっと悩み
糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 疑うということ、みたいな? 2009-02-16 「疑う」というのは、ほんとうに大事なことだ。 「まてよ」でも 「もしや」でも 「まさか‥‥」でも、 「ほんとかよ」でも、 「そうかな?」でも、 「あれ?」でも、 ぜんぶ疑いのことばである。 疑いが問題というかたちになったら、 そこから答えへの道ができはじめる。 問題なしの答えというものはない。 小学校から大学にいたるまで、 学校の勉強が、 ともすれば退屈に思われやすいのは、 問題と答えの両方を知っているものが、 先生という名で、すでにいるからだ。 政治家のことばが、 どうしてもいやらしくなるのは、 疑いの指先が、 絶対に、 相手のほうにしか向いてないからだ。 ぼくが信じられるのは、 自分に疑い
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日本に滞在していたこともあり、 奥さまも日本人であるデイヴィッドさんですが、 『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』は、 日本の読者にどんなふうに受け容れられると思いますか? 日本には、自分の考えをしっかり持っている人がたくさんいます。 そんな皆さんには、この本で語っていることを とても気に入っていただけると思います。 外国に行ったことがある人、他の文化の発想に興味をもつ人、 自分の考えとは異なるものもしっかり見つめる人は、 この本からたくさんのことを吸収できるのではないでしょうか。 しかし、典型的な日本のサラリーマンの場合は、 この本の内容を実行しようとしても苦労するのではないかと思います。 日本には、仕事の進め方が型にはまっている会社がとても多いですから。 日本の会社も、グレイトフル・デッドのようなやり方で 会社を経営するようになってほしいと、本当に思います。 日本では、幸せそ
ほぼにちわ。 11月3日は文化の日で祝日でした。 お休みの日はいつもちょっと読者の数が少なめで、 そのためメールも少なめなのですが、 この日の「今日のダーリン」は 多くの方の心に響いたようで、 感想がたくさん届きました。 その内容は、 「じぶん」とは「子どものじぶん」で、 「大人のじぶん」は、「じぶんがつくったじぶん」、 と断言しよう‥‥というもの。 だから「大人」って、難しかったんだ‥‥。 みなさんのメールから、 そんな声が聞こえてきそうでした。 では、その「今日のダーリン」と みなさんのメールをご紹介します。 ・大人になってから、 大人としてやるべきことを、 しっかりやることは、 大人の快感かもしれない。 ただ、それは、 子どものじぶんを静かにさせて、 しっかりやったということではないのかな。 静かにさせられた子どものじぶんは、 押し入れの中で、うらみがましい目で、 大人のじぶんを見て
「声に出して読めない日本語。」は 2周年の10月25日をもちまして、 連載終了となります! わたしたち、 普通の女の子にもどります!
だから、俺、設計図を渡されるのが、 好きじゃないんです。設計図を渡されて、 「お前このビル建てろ」と言われたら、 それは違う奴がやればいいんだよって思う。 だからそういうのがつまんなく感じます。 でも、ホームレスが、 「ダンボールしかないんだけど、 これでひとつ、立派なやつを」 とか言われたら、できるかもしれない、って。 そうすると、それは普通の世の中では、 負け戦の話だと思われるかもしれないけど、 でも、これからの話って、 そのダンボールで、素晴らしい家が できるようなことだとぼくは思います。 そうしたら、写真に撮られたり、 放送されたり、インタビューされたり、 全体の価値が大きくなる可能性があるので、 そこが、今までの時代との 一番の違いだと思うんですよね。 材料費の差はものすごいあっても、 人々に与えた影響を考えてみたら、 もし、世界中の人がそのダンボールハウスを 知っていると言われ
【14】鉄筋工事が始まる。 地下室の鉄筋を組む工事が始まった、と聞いて 現場を見て来ました。 この日は、岡さんと 手伝いに来ている小池さんのふたりでの作業でした。 壁になる箇所で鉄筋をカゴのように組んでいき、 先端がカギ状に曲がった 小さな工具を使って針金で結びます。 この工具の名前を「ハッカー」といいます。 コンピューターを操って普通の人が 予想もできないスゴイことを成し遂げる 天才少年みたいで、なんだかカッコいいですね。 これがハッカーです。 (クリックすると拡大します) 岡さんはこのハッカーを使って、 鮮やかな手際でクリクリッっと針金をねじっていきます。 小池さんは岡さんにやり方を教わりながらの作業なので 進み方は遅いですが、次第に慣れていく様子。 小池さんは大学の建築学科の3年生で、 「ほぼ日」の記事を読んで この工事に参加するようになり、 この日の手伝いが10回目くらいになるとの
六〇枚から八〇枚に、 二〇枚増やすということでしたら、 まだ話の筋立てを変えずにいけますから、 「じゃあ、やりますよ」っていうことで ディティールを書きこんで、その一週間後ぐらいに さっそく編集者のところに持っていったんです。 彼はまたすぐに打ち返してくれました。 原稿を見せるたびに編集者と会うのが、 文春の一階のサロンなんです。 当時のぼくは、新人賞はいただいているけれども、 まだまったくの無名で一作も載っていない・・・。 作家のタマゴに過ぎなかった。 その人間が受付に行くと、 サロンに案内されるんですよ。 まわりはみんな作家さんでしょう? そんな中でコーヒーを飲んでいると、 「俺、ここで座っている身分じゃねえんだよな」 という、すごい居心地の悪さがあるんですよ。
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