北京五輪アプリ、帰国機中で削除徹底 対策を強化
松野博一官房長官は９日の記者会見で、北京冬季五輪でインストールを義務付けられた公式アプリ「ＭＹ２０２２」をめぐり、スポーツ庁が日本選手らに帰国前の削除徹底を要請する対策などに関して「日本選手団の情報セキュリティーの確保に万全を期したい」と述べた。 同庁と内閣サイバーセキュリティセンター（ＮＩＳＣ）、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）と日本パラリンピック委員会（ＪＰＣ）は既に対策を協議し、公式アプリ使用を最小限にとどめ、出国後のスマートフォンからの削除などを周知していた。 松野氏によると、さらにセキュリティーを強化するため、五輪の日本選手らには帰国時の航空機内でアプリ削除を徹底し、帰国後も同意の上で専門家の検査を行うなどして不正アクセスを防ぐ。また、パラリンピックの日本選手団全員には、アプリをインストールするレンタル端末を配る。 海外の一部報道では、米国や英国など欧米７カ国が諜報活動による個人
【主張】北京五輪開幕 この大会は歓迎できない ＩＯＣは参加選手を守れるか
北京冬季五輪の開会式で聖火リレーの最終走者を務めたウイグル族のジニゲル・イラムジャン（左） ＝４日、北京（ロイター） 冬季オリンピック北京大会が開幕した。開会式が行われた「鳥の巣」と呼ばれる国家体育場には習近平国家主席、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のバッハ会長の他、ロシアのプーチン大統領、カザフスタンのトカエフ大統領ら、昨年末の民主主義サミットに招かれなかった強権国家のトップの顔ばかりが並んだ。 貴賓席のこの光景が、大会を象徴していた。 国際社会の支持はない米英豪などの各国は新疆ウイグル自治区や香港の人権弾圧を理由に外交的ボイコットを表明した。日本も政府高官を北京には送らなかった。インド公共放送は２年前の中印衝突で負傷した人民解放軍兵士が聖火リレー走者に起用されたことに抗議し、開閉会式を生中継しないと発表した。 すでに競技は始まっており、アイスホッケー女子では日本代表がスウェーデンに快
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
