藤原京 - Wikipedia
列柱は実際位置から南30メートルで標示。奥に大極殿跡（樹叢）。 藤原京（ふじわらきょう）は、飛鳥京の西北部、奈良県橿原市と明日香村にかかる地域にあった飛鳥時代の都城[1]。壬申の乱により即位した天武天皇の計画により日本史上で初めて唐風の条坊制が用いられた。平城京に遷都されるまでの日本の首都とされた。 『日本書紀』などの正史には「新たに増した京」という意味の新益京[注釈 1]（あらましのみやこ、あらましきょう、しんやくのみやこ、しんやくきょう）などの名で表記されている[2]。藤原京という名は、大正2年（1913年）に藤原京研究の先駆となった喜田貞吉が『藤原京考証』という論文において使った仮称が、その後の論文などで多用され定着したもので[注釈 2][2]、当時の皇居が『日本書紀』で藤原宮と呼ばれていることから飛鳥京と同様に名づけられた学術用語である。本項ではこの藤原宮についても述べる。 概要[
大阪、京都、奈良のおすすめ県境とおすすめしない県境
昨年、『ふしぎな県境』（中央公論新社）という、日本各地の県境を巡った記録をまとめた本を出版させていただいた。たいへんありがたいことに、いまだにいろいろなところから県境にまつわる取材を受けることがある。 そのなかでよく質問されるのが「おすすめの県境はありますか？」というやつだ。 正直なところ、本に掲載した県境はどこもおすすめはしたいと思っているけれど、先日めずらしく「これは人にはおすすめできない、ダメな県境だ」というところにうっかり行ってしまった。 せっかくなので、その前にいったおすすめの県境と、おすすめじゃない県境をまとめて紹介したい。 大阪、奈良、京都の三県境 「おすすめの県境」ということを聞かれたばあい、大抵は「柳生の三県境」をおすすめする。 柳生の三県境は、埼玉県、栃木県、群馬県の３つの県が、一箇所に集まっている場所で、日本に４８箇所以上ある三県境の中でも平地に存在し、かつ、鉄道駅か
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