大阪生まれの大学院生。工作や漢字が好きです。ほら貝も吹けます。先日、教授から「あなたは何を目指しているのか分からん」と言われました。 前の記事:『伊勢物語』のように好きな人にヒジキを贈る > 個人サイト 唐沢ジャンボリー ページを開いたときの衝撃 大学の授業で、江戸時代の文章を読む課題が出たときのこと。 大胆にくずして書かれた文字が読めず困っていたところ、先輩から「この本で調べてみなよ」と渡されたのが、 この『五體字類』(西東書房、写真の本は第3版、1984年)でした。 「調べるぞー」と開いてみると、 えっ (p.102) えええっ! (p.459) ・・・!? 思わず本を閉じてしまいました。 早く閉じないと、文字が本から飛び出してしまいそうだったからです。 かなり頼れる字典 あまりの文字の自由度に度肝を抜かれたこの『五體字類』、漢字のさまざまな字体を収録した字典であります。