立憲民主党の泉健太代表は、同党がインターネット報道番組を制作、配信する「Choose Life Project(CLP)」に広告代理店を通じて番組制作費などを支援していた問題で、事実関係の説明終了を一方的に宣言した。西村智奈美幹事長が調査して結果を公表したことを理由に挙げたが、疑問はまだ残っており、幕引きには違和感を覚える。 「西村幹事長が12日の会見で説明したことで、わが党の説明は終了した。さらなる調査のために第三者委員会が必要だということでもない」「立憲側からCLPの報道内容について、何かを依頼したことはない」 泉氏は14日の記者会見でこう語った。 西村氏は先の会見で、同党がCLP側からの支援要請を受け、2020年8~10月に、当時、党運営全般を掌握していた福山哲郎前幹事長の決済で、計約1500万円が支出された、とする調査結果を発表した。 そのうえで、西村氏は「不適切だったが、違法性は