ニュージーランド南島沖コッドフィッシュ島の巣で撮影されたカカポのひな。同国自然保護局提供(2019年1月27日撮影、同年4月18日公開)。(c)AFP PHOTO / ANDREW DIGBY / NEW ZEALAND DEPARTMENT OF CONSERVATION 【4月19日 AFP】世界一重いオウムで絶滅危惧種のカカポ(和名フクロウオウム)が記録的な繁殖期を迎えていると、ニュージーランドの科学者チームが18日、発表した。夜行性の飛べない鳥カカポの独特な繁殖行動は、気候変動が助けとなって活発化している可能性があるという。 【図解】絶滅の危機にひんする「夜のオウム」カカポ、保護の取り組み 緑色、黄色、黒色の羽を持ち、丸々と太ったカカポは50年足らず前、すでに絶滅したとみなされていた。1970年に少数の個体が発見されて以来、成鳥の個体数は147羽にまで増加している。 ニュージーラン