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ウクライナに長射程砲提供へ 装甲車両、訓練支援強化―多国間会合 2022年04月01日19時43分 ウォレス英国防相=3月16日、ブリュッセル(EPA時事) 【ロンドン時事】英政府は3月31日、ロシア軍の侵攻下にあるウクライナへの軍事支援を話し合うオンラインの多国間会合を主催し、支援拡大で合意した。防空・沿岸防御のための兵器、長射程砲の提供が検討されている。 ロシア当局者「ウクライナが領内攻撃」 軍事作戦強化の恐れ ウォレス英国防相は会合後にテレビ番組で、ロシア軍がウクライナの都市部に対し、遠方からの砲撃を強化していると指摘。「これに対抗するにはより射程の長い砲がふさわしい」と述べた。 これまでに米欧からウクライナに供与されたのは、携帯型の対戦車ミサイルなど射程の短い兵器が多い。会合ではこのほか、装甲車両の提供や訓練などでも支援を強化する方針が決まった。英PTI通信によると、会合には米国や
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから日が経つにつれ、ロシア軍の進撃速度が大幅に遅くなっています。その原因の一つとして考えられるのが「兵站の軽視」。軍事作戦に必須の兵站について見てみます。 致命的といえる兵站の軽視 ロシアによるウクライナ侵攻から間もなく3週間が経ちます。ロシア軍はウクライナの首都キエフまであと少しのところにまで迫っていますが、進軍スピードは大幅に減速。開戦当初の猛攻も今はでは見る影もありません。世界第2位の軍事大国であるロシアですが、なぜこんなにも苦戦しているのでしょうか。 拡大画像 燃料切れか故障かで無傷のままウクライナ領内に遺棄されたロシア軍のT-72B3戦車(画像:ウクライナ軍参謀本部)。 改めて振り返ってみると、今回のウクライナ侵攻には色々と無理がありました。こうした大規模な侵攻作戦は、初期段階で数日間に渡る航空攻撃や砲撃などを行い、相手の対空警戒網や通信網を破
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