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ブックマーク / irocore.com (1)

  • 朱殷(しゅあん)とは?:伝統色のいろは

    色の説明 朱殷(しゅあん)とは、時間がたった血のような暗い朱色のことです。血の色や血染めの色など、凄惨 (せいさん)な様子を表現する色として使われてきました。 例えば、“源頼朝”の墓所である法華堂跡の碑文にはこう記されています。 宝治元年六月五日 三浦泰村此ニ篭リテ 北条ノ軍ヲ邀 (げき)ヘ 刀折レ矢尽キテ 一族郎等 五百余人ト偕 (とも)ニ自尽シ 満庭 朱殷ニ染メシ処トス 法華堂跡碑:鎌倉PRESS と。 この碑文では、北条軍に破れた“三浦泰村 (みうらやすむら)”が、一族郎党 五百人とともにこの地で自刃し、庭一面が血染めに染まった惨憺 (さんたん)たる様子を『朱殷』に染まったと表現されています。 暗く染まった朱色『朱殷』は、明るく美しい元の色との差異により、見事に「悲惨さ」「凄惨さ」を表現した色と言えるでしょう。 -読み:しゅあん- 関連する色の紹介 ■朱色(しゅいろ)の由来や色見

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