メキシコ・オアハカ州の町サンペドロウアメルラで、「結婚式」を前に花嫁衣裳を着せられたメガネカイマン(2023年6月30日撮影)。(c)RUSVEL RASGADO / AFP 【7月2日 AFP】メキシコ南部の町サンペドロウアメルラ(San Pedro Huamelula)で、町長とワニの聖なる「結婚式」が行われた。地元住民に幸運をもたらす伝統行事だという。 サンペドロウアメルラは、テワンテペク(Tehuantepec)地峡の近くにある、先住民チョンタル(Chontal)の人々が暮らす町。ビクトル・ウーゴ・ソーサ(Victor Hugo Sosa)町長は、花嫁衣装姿のワニと一緒に古くからの伝統行事に臨んだ。 ワニは、中南米地域の湿地に生息するメガネカイマン。町長は「プリンセスガール」と呼ばれるこのワニへの忠誠を誓った。 「われわれは愛し合っている。大切なのは愛。愛がなければ結婚はできない。
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