コーラの実 コーラの実 コーラ(学名: Cola)は、約125種からなるアフリカの熱帯雨林に植生するアオイ科(クロンキスト体系や新エングラー体系ではアオギリ科)コラノキ属の植物の総称である[1]。常緑樹で、約8 - 15メートル (m) ほどに育つ[2]。 西アフリカの高温多湿な地域を原産地とする[1]。種としては、コラノキ(Cola nitida)とヒメコラノキ(Cola acuminata)がよく知られている[1]。幹は直立して短い[1]。花は星形で、花弁は淡い黄白色でえび茶色の線が中心から放射状に出ている[1]。果実は15センチメートル (cm) ほどある握りこぶし形で、緑色から茶色に熟すと殻が割れて、中にあるクルミ大の赤色または白色のつやのある種子が露出する[1]。種子はカフェインを多く含み、数種類の興奮性物質や微量のストリキニーネも含んでいる[1]。 コーラのうちコラノキ(C.