パンのレシピはいろいろあります。 例えば、バターロールひとつとっても本によって配合は様々。どうして?と思ったことはありませんか? いつも同じ分量でつくるのもひとつのやり方ですが、基本的な配合比の意味を知っているとさまざまに応用がききます。 ここではパン屋さんが使う百分率、ベーカーズパーセントを使ってパンの配合についてのおおまかな考え方をお話しましょう。 普通百分率で配合を表す場合、全体を100として考えますが、ベーカーズパーセントは少し違います。 まず基本となる粉の量を100%とします。そしてそこに加える他の副材料を、主材料である粉に対して何%かで表すのです。 副材料が生地にもたらす働きを知っていれば、求めるできあがりのイメージにあわせて自分で配合をつくることができるようになります。ちょっとお勉強してみましょう。 ノンシュガーのパン、砂糖の量が少ない食事用のパンの場合およそ1.7