電気料金、来春から値下がりへ 原油安と新価格制度で2008年12月25日23時29分印刷ソーシャルブックマーク 各家庭の来春からの電気料金が値下がりしそうだ。世界的な景気後退で原油価格が急落し、電力各社の燃料調達費が圧縮できるほか、来年5月分からは燃料費の変動を速やかに反映させる料金制度に改めるため。東京電力は来年1〜3月分より1千円程度安くなる可能性があり、厳しさを増す家計のやりくりを助けそうだ。 毎月の電気料金は現在、基本料金に加え、原油や天然ガス、石炭の価格変動を自動的に反映する「燃料費調整制度」に基づいて、3カ月ごとに決めている。 来年1〜3月分には、今年7〜9月の燃料費が反映される。原油など燃料費の高止まりで、来年1〜3月分の電気料金は大幅に値上がりする。 その後、原油価格は急落し、最近では1バレル=30〜40ドル台で推移。この結果、今年10〜12月の燃料費を反映する来年4月分の