大卒Jリーガー急増、資金不足で即戦力に人気?2009年3月6日10時53分 7日開幕のJリーグは、新加盟の3チームを加えてJ1、J2ともに18チームとなり、大学出の新加入選手が計65人と急増した。 日本協会、Jリーグなどの関係者が集まって若手強化策を検討するプロジェクト「JUMP(ジャンプ)」に提出された資料によると、大学出の新加入は03年は24人だったが、05年から毎年少しずつ増加し今季は最多を更新。出身校ではJFLに参加している流通経大の11人が最多だ。 JUMPメンバーでガ大阪時代に育成で成果を残したJリーグ技術委員会の上野山信行委員長は、「コーチの質や施設、プレーレベルなど環境はプロが上だが、大学はプロより試合経験を積みやすい面がある。それで大学で伸びた選手をとるクラブが増えているのかも」と話す。 高校卒業後にプロ入りした有望選手が、出場機会をつかめず伸び悩む現象をJUMPは問題視