子育てに関する本はほとんど読まないのだけど、宮台真司さん(社会学者)がウンコをアタマに乗っけているビジュアルに惹かれて「子育て指南書 ウンコのおじさん」を読んでみた。麻布中学、高校の遠い先輩で、こういう人が父親やってることに勇気をもらう。 今の子はだいたいヘタレ全編で伝わってくるメッセージはこれ。僕も今35歳で、最近中学生、高校生と接してそのとおりだなあという感覚を受けた。それは単純に世代の違いだろう、僕が年を取ったんだろう、とだけ思っていた。 でも、それはたぶん違った。 社会が変わり、親も変わり、きっと子供が変わっている。 本文から引用すると、 ・損得よりも正しさ ・カネより愛 ・法より法外 が枯渇して、損得だけに拘る浅ましい生き方が蔓延し、正しさから始まる政治と、愛から始まる恋愛と家族の持続が怪しくなった。とある。 そして、そのソリューションがウンコのおじさんだ。 こんなことが書いてあ