2008.02.05 / 固定リンク | コメント (0) 第24回セミナー資料はこちら 第24回セミナー議事要旨 総務省では「通信・放送の総合的な法体系に関する研究会」を組織し、通信法制と放送法制の統合について研究を深めてきた。情報通信政策フォーラム(ICPF)では月次セミナーでこの新しい法体系について議論を深めてきたが、今回はソフトバンクBBの筒井多圭志取締役にお話いただいた。 講演の要旨: 総合的な法体系を、産業組織論やゲーム理論で考える。産業組織論の立場からすれば、競争こそが重要で、たとえばWiMAXの免許が一社となるのはおかしなものだ。有効競争基準がしっかりし、市場参入が容易な状況を作り出す必要がある。 指定電気通信事業者の規定では「円滑な提供に支障が生ずるおそれ」という部分に問題。円滑とは何かについて、恣意的な判断の危険がある。ゲーム理論を適用しようにも、ゲームをしようにも