年末に台湾であった地震で東南アジア向けの海底ケーブルが一部切断されて、 電話回線を含む通信がうまくいかないことがあった。 ネットワークインフラが意外と脆弱であることが露呈した事故でもあり、 数時間である程度復旧したことで冗長性が機能していることを確認できたとも言える。 意外と多いトラブル 昨年はネットワークインフラにかかわる大規模な障害を起こした事例がいくつかあった。 人為的な事故が原因のものもあったし、設計上の問題が影響した事例もある。 NTT東日本・西日本のIP電話などで数十万加入の回線に障害が発生し、 数日に渡って止まった事例が数度あったことは記憶に新しい。 設計上の想定した利用率を超えると、 輻輳が生じて大幅にサービスレベルが低下するるのは、 IPネットワークでも電話回線と同じだ。 また、昨年8月の都内における大規模な停電では、 大規模なネットワーク障害は発生しなかったものの、 オ