独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。理事長:宮原 秀夫)と慶應義塾大学理工学部情報工学科 寺岡研究室(以下「慶應義塾大学」という。塾長:清家 篤)は共同で、ネットワークにおけるユーザ認証や権限付与、サービス利用に対する課金のための基盤ソフトウェア “freeDiameter“ 及び “DiamEAP“ を開発しました。汎用プログラミング言語Cが基となり、インターネット業界の標準仕様に完全準拠したソフトウェアを無償にてセットで公開しています。既存ソフトウェアに比べ応用が容易で、認証が必要なサーバ等への組み込みが可能です。今後、新世代ネットワークの様々な研究用途への応用が期待できます。 NICTは、既存の技術にとらわれず、白紙から設計する新世代ネットワーク研究の一つとしてセキュリティ基盤技術を研究しています。一方、インターネットの標準化団体IETFでは、セキュリティ基盤技術の