標準プランの接続プロトコルはレイヤー3。端末はイー・モバイル側が有償で用意するが、MVNO側で独自に調達することも可能だ。また、端末にセットするSIMはイー・モバイルからMVNO側へ貸与する形になる。MVNO事業者が負担する費用については、月額利用料を基本とし、さらに事務手数料、工事費等によって構成されている。 主な利用料は、ネットワーク接続利用料が10Mbpsごとに月額700万円(税別)、ネットワーク接続装置の利用料が1ポートごとに月額40万円(税別)、回線維持費が1契約ごとに月額1100円(税別)となっている。なお、日本通信がNTTドコモと結んだ相互接続契約では、レイヤー3の接続料金は10Mbpsあたり月額1500万円(8月6日の関連記事)。提供エリアの違いなど一概に比べることはできないが、接続料だけで比較するとイー・モバイルの標準プランはNTTドコモと日本通信のケースと比べて、約半分