NTTコミュニケーションズは6月25日、個人向けのOCNネット接続サービスで8月1日から、上りデータ転送量を制限すると発表した。 FTTHとADSL回線のユーザーで、1日の上り転送量の合計が30Gバイト以上になった場合が対象。対象のユーザーには転送量を減らすよう警告し、改善されなければ利用を停止する。契約を解除することもあるとしている。下りの転送量には制限はない。 「一部のユーザーが大量のデータをネットに送信することで、回線帯域を占有される状態が続き、多くのユーザーの通信速度や品質が低下する事象が発生しているため」制限するとしている。 関連記事 「P2P活用を」「ヘビーユーザーの帯域制御OK」――総務省懇談会、ネット混雑緩和へ提言 ネットトラフィックが急拡大している現状に対応すべく、総務省の懇談会がまとめた報告書案では、P2P技術の積極的な活用を提言しているほか、トラフィックを圧迫する一部