日本放送協会(NHK)の放送受信料の契約・収納業務を代行するエヌリンクスが4月27日、ジャスダック市場に新規上場した。 初値は3780円と公募・売り出し価格(1810円)の2.1倍。4095円まで上げる場面があったが、その後は利益確定売りに押されて制限値幅の下限(ストップ安)となる3080円で初日を終えた。以後、株価は初値を上回ることはなく、6月14日の株価は3営業日続落し2434円まで下げた。上場来安値は2350円(5月17日)だ。 創業者の栗林憲介社長は70万株を保有していた。初値で計算すると時価総額は26億4600万円で、億万長者が誕生した。 栗林氏は1983年、大阪府に生まれた。同社のホームページによる経歴は以下のとおり。 高校卒業後、お笑いタレントを志望し、プロダクションに所属する道を選んだ。しかし、お笑い芸人としての道は険しく、途中で挫折。さまざまな人生経験をしたのち、日本大学