国立がん研究センターなどは29日、人工知能(AI)を用いたがん医療システムの開発プロジェクトを始めると発表した。AIを活用し、患者に最適な治療を選ぶ「プレシジョン医療」の提供などを目指す。今後5年間で実用化のめどをたてる方針だ。 プロジェクトは産業技術総合研究所、AIベンチャーのプリファード・ネットワークス社(東京都)との共同で、3億8千万円かけて進める。 同センターが蓄積している患者の臨床データや遺伝子情報、CTなどの画像情報などをデータベース化し、AIで統合的に解析する。患者の遺伝子情報などから抗がん剤の効果や副作用などを予測する技術や、画像診断時に医師の見落としを防ぐ技術、放射線治療で最適な照射方法などを提案する仕組みの開発を目指す。 研究代表を務める浜本隆二・同…
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダのエキシビションが30日(日本時間31日)、カナダ・ミシサガで行われた。男子2位だった羽生結弦(ANA)は「東日本大震災があったシーズンから少しでも成長した姿や明るさ」を表現するプログラムで舞った。 音楽は、サン・サーンス作曲の「白鳥」に、星降る夜の愛をテーマにした歌詞がついた「ノッテ・ステラータ」。白い衣装に身を包んだ羽生は、ジャンプが少なめで、ゆったりとした滑りと優美なスピンを重視した演技を披露した。 昨季の世界選手権後、浅田真央(中京大)らの振付師として知られるロシアのタチアナ・タラソワ氏に「ぜひ滑って」と贈られた曲。自身が五輪を夢見るきっかけとなった2002年ソルトレーク五輪フィギュアスケート男子金メダルのアレクセイ・ヤグディンを教えたタラソワ氏からの提案に、羽生は「本当に幸せ」と感じたという。 東日本大震災後に初め
米大統領選で、共和党候補のトランプ氏(70)が苦境に陥り、党主流派の「トランプ離れ」が加速している。女性に関するわいせつ発言で逆風を受け、9日の第2回テレビ討論会では、民主党候補のクリントン氏(68)の夫の女性問題まで持ち出してなりふり構わず攻撃。非難合戦が続く「史上最も醜い」(米メディア)討論会となったが、劣勢は盛り返せぬままだった。 「実に無力で無能な指導者、ライアンが最悪の電話会議を行い、メンバーは彼の背信に激怒している」 「不誠実な共和党の連中は不正なヒラリーよりたちが悪い。彼らは勝ち方を知らない。俺が教えてやる」 トランプ氏は11日、自らのツイッターで、続けざまに、党最高位の公職にあるライアン下院議長に公然と牙をむいた。 トランプ氏の排外主義的発言に度々苦言を呈してきた議長だが、7月の党全国大会でトランプ氏が正式指名を受けると、互いに表立った批判を封印し、党内の結束を保ってきた。
ロイター通信によると、南スーダンの首都ジュバに近い中央エクアトリア州の道路で8日、民間人を乗せたトラック4台が待ち伏せ攻撃を受け、市民21人が死亡、約20人がけがをした模様だ。 ロイターによると、地元当局者は、マシャル前副大統領を支持するグループによる攻撃だと主張。一方、マシャル氏側の広報担当者は、攻撃対象は軍事施設だけで、「市民を襲ったり殺害したりするつもりはない」と否定している。 南スーダンでは、陸上自衛隊が国連平和維持活動(PKO)に参加しており、8日には稲田朋美防衛相が現地を訪れ、「(治安が)落ち着いていることを見ることができ、関係者からもそういう風に聞くことができた」と代表取材団に語ったばかり。
岡山理科大(岡山市)は、モンゴルのゴビ砂漠南東部で、長さ106センチの恐竜足跡化石を発掘した、と29日発表した。100センチを超す足跡化石は世界でも数少ない。今回の化石は保存状態がよく、爪の跡まで残っている。発掘チームは巨大恐竜が生きていた時の様子を知る貴重な発見としている。 同大とモンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所の共同調査隊が、8月21日に発掘した。日本側リーダーの石垣忍・岡山理大教授によると、白亜紀後期、約7千万~9千万年前の地層で見つかった。植物を主食にする大型恐竜(竜脚類)の後ろ左足の跡とみられる。 石垣教授は「これほど巨大な足跡を残す大型恐竜の全身骨格は、まだモンゴルで見つかっていない。今後、骨格化石の発見が期待できる」と話す。(中村通子) ◇ 〈福井県立大恐竜学研究所の柴田正輝講師の話〉 足跡化石は、骨の化石と同じぐらい重要。足の形や歩き方など足跡からでしか得られない
NHKの石原進経営委員長は13日、将来的にテレビ放送をインターネットで同時に見られるようにする方針を示し、「公共放送を維持していくためには、ネット配信であっても何らかの受信料をいただく必要がある」と述べた。実現すれば、放送を受信できない世帯からも受信料を徴収することになる。 経営委員会後の会見で述べた。同時送信を始める時期は明らかにしなかった。NHKは、現段階で番組のネット同時送信に試験的に取り組んでいる。災害時などに報道番組を同時送信しているほか、2015年からはスポーツなど一般の番組の一部を同時送信して、技術面の課題や視聴者の反応を調べている。 放送法では、受信契約を結ぶ義務があるのは「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者」となっている。ネット送信は放送ではなく通信にあたるため、NHKがネットのみで番組を見る人から受信料を取るには法改正が必要になる。総務省幹部は「ネット
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く