9月12日にアップルから iPhone X が発表されました。今年は初代 iPhone 生誕からちょうど10年になります。IT革命が始まって以来、これほどまでに急速に普及し、世界を変えてしまった製品は他にないでしょう。僕が今英語学校を経営しているフィリピンでも、街ゆく乗合バス、ジプニーの中では、誰もがスマホの画面に見入っています。 先進国と発展途上国との間の情報格差は急速に消え去り、自動車や自転車のライドシェア、あるいはモバイルバンキングなどなど、スマホならではの様々なサービスが次々に新しく生まれてきました。僕たちの暮らしぶりは、一体スマホ普及以前はどうしていたのかと思うほどの変わりようです。 生誕10周年を迎えたスマートフォンは、ここに来てすでに完成の域に達した感があります。iPhone Xを購入したからと言って、何か新しいことができるというわけでもありません。 やれることはその数世代前