格闘家の現役時代は華やかだ。大観衆の視線を集めてたびたびリングに立つ。だが引退後のキャリアは明確ではない。なぜ多くの格闘家がそのような状況に陥ってしまうのか。自身も現役引退後、1年間は無職を強いられたという大山峻護さんに聞いた――。写真=大山氏提供引退試合で桜木裕司選手と対峙する大山峻護氏 - 写真=大山氏提供■次のキャリアを歩み始めるまでに、約1年もの時間を要したいま筆者の目の前には、かつてセカンドキャリアで困難に直面し、人生の荒波に溺れかけた男が座っている。元総合格闘家の大山峻護さん(46)だ。 かつてPRIDEやK-1などのメジャー団体で、ミルコ・クロコップやピーター・アーツなど、当時の界を彩ったスーパースターたちと拳を合わせてきた大山さんも、2014年12月に現役を引退してから、次のキャリアを歩み始めるまでに、約1年もの時間を要した。 なぜ大山さんは、次のキャリアを歩み始めるまで1
![命を削って戦い続けても引退後に食えなくなる「格闘家」の現実 - ライブドアニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b5d88534ebfbf82776468ccc730ba7d3baa25298/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.news.livedoor.com%2Fnewsimage%2Fstf%2F9%2F0%2F9080b_1238_f40f639215f15da35a5717fac9a2cc55.jpg)