今回は、前回の記事で少し話題に出したデータベースのInfluxDBと、その可視化フロントエンドのGrafanaについて紹介していきたいと思います。 InfluxDBは、単純に利用するだけならばMySQL等のRDBMSと似た感覚で使用する事ができ、監視系のデータをとりあえず入れておくという用途にはぴったりのデータベースです。 GrafanaはInfluxDBに入れたデータを綺麗なグラフにして表示する事ができ、複数のグラフをまとめたものをダッシュボードとして保存して、いつでもそのグラフセットを簡単に呼び出すなど、機能も豊富な可視化ツールです。 概要 InfluxDBは時系列のデータを取り扱うのに特化したデータベースであり、Go言語で書かれています。 特徴としては、 スキーマレスである HTTPのRestfulAPIから操作できるので、特別なクライアントが必要ない 検索にはSQLライクなクエリ言