新聞を読んでいたら、ハッとさせられる一文が目に飛び込んできました。 「子どもを叱れない親は、子どもよりも自分がかわいい」 確かに。 ここで怒ったらかわいそうかな…と迷っているときはいつも、「子どもの悲しい顔を見たくない」「怒ることで嫌な気持ちになりたくない」という自分の感情があったりします。それを否定はできません。子どものことを“本当の意味で”かわいいと思うなら、怒るときはしっかりと怒るべきなのはわかっているのですが…。なかかな難しいものです。 さて、反省はこのくらいにして…。 冒頭の一文を見たとき、阿川佐和子さんのお話を思い出しました。あるラジオ番組に出演されていたとき、「異常に打たれ弱い社会人が増えたのは、子どもを叱れない親が増えたから」とおっしゃっていました。著書でも書かれていますが、社会人になってはじめて人に叱られたので、どうしていいかわからない…。隣の先輩が怒られているのを見ただ