友人であり、起業家である杉本宏之君の 本がとても売れているようです。 当社の社員が読んで面白いと投稿して いるのも何度も見かけました。 私も帯で推薦させてもらいましたが、 実際この本、面白いです。 倒産に向かうまでの凋落を描いた 起業家のノンフィクションですが、 例えて言うなら日本が敗戦に向かう 過程を描いた「永遠のゼロ」のような 面白さでしょうか。 杉本君の孤独と苦悩を感じながら 読み進めるに従って、私も胃が きりきりしたり、思わず涙ぐんだ 場面もありました。 私の印象に強く残ったのは132p、 株主の女性からの手紙です。 私は60歳を過ぎた年金生活者です。 一昨年、お父さんが退職した時の お金でエスグラント株を購入しました。 昨今の経済情勢で株は下がり続け、 700万円の簿価がついに100万円 をきりました。 私は何度も売ろうとしたけれど、 あなたの顔を見ているとなかなか 売れなくて結