前回の記事の続きです。今回は、前回の記事において米国商務省によるフローチャートで輸出規制への該非判定を行った iOS アプリ「stone for iOS」を App Store へ登録申請し、それが一度のリジェクトを経て公開されるまでの経緯を紹介します。 ※記事へ引用の原文および参考訳は 2014年4月7日時点のものです ※引用文中の赤字・強調表示は筆者によるものです。「:」は引用の中略を示します 許可例外「TSU」とは? さて、暗号を使用するオープンソースの iOS アプリ「stone for iOS」は、ソースコードが「一般に入手可能(publicly available)」であることから 米国輸出管理規則上の許可例外のひとつである「TSU」の適用が可能で、その措置により商務省の輸出許可を得ることなく米国内の App Store からの輸出が可能であることがわかりました。 一連の許可例
昨年末からずっとこんなことをしてまして、この時期になってようやく今年初のブログ記事です。 進捗的なアレがアレでごめんなさい。そろそろ3年目に突入の @pandax381です。 RTT > 100ms との戦い 経緯はこのへんとか見ていただけるとわかりますが「日本と海外の間を結ぶ長距離ネットワーク(いわゆるLong Fat pipe Network)において、通信時間を削減するにはどうしたらいいか?」ということを、昨年末くらいからずっとアレコレやっていました。 送信したパケットが相手に到達するまでの時間(伝送遅延)を削減するのは、光ファイバーの効率の研究とかしないと物理的に無理なので、ここで言う通信時間とは「TCP通信」における一連の通信を完了するまでの時間です。 伝送遅延については、日本国内のホスト同士であれば、RTT(往復遅延時間)はだいたい10〜30ms程度ですが、日本・北米間だと10
まつもとゆきひろさんが弊社の技術顧問に就任する事となりました。せっかくなので、「ベンチャーの重要性」「世界での勝ち方」「SIerのヤバさ」「モルモン教とエンジニアリング」など、まつもとさんに色々聞きたかった事をぶつけてみました! VASILY Officeにて 質問 我々は、小さい会社ながらも技術によって世の中にインパクトを与えようと頑張っています。 他にもそういった会社が増えていますが、思う所など教えてください。 まつもと その逆は大企業とかだけど、関わっている人が多くなればなるほど、辛くなりますよね。 僕はビジネスマンじゃないので、エンジニアが幸せかどうかしか分からないけど、自分で決められないエンジニアは不幸なんですよね。 この技術の方が絶対いいのに、「上司が説得できないから従来のやり方で頑張りましょう」みたいな空気で腐りながらやるのは、エンジニアにとっては不幸なんですよね。 小さ
はじめに O₂ Engine とは O₂ Engine は、HTML/CSS/JavaScript によって作成された、汎用 HTML5 フレームワークです。 とりわけノベルゲームの制作に特化しており、以下のような特長を持ちます。 O₂ KAG による開発 O₂ Engine コンテンツは「O₂ KAG」という言語で記述されます。制作者は、O₂ KAG さえ理解しておけば、JavaScript や CSS に関する知識をほぼ必要とすることなく、高度な HTML5 コンテンツを制作することができます。 O₂ KAG は、ゲームを制作するためのスクリプト言語として定評のある KAG3 を、HTML5 コンテンツ制作の現場で使いやすいように拡張したものです。 KAG3 で実現されていた基本的な機能、例えば画像の表示や音声の再生といった機能は、KAG3 とほぼ同様の記述をすることによって実現できま
厚生労働省は三日、厚生年金や国民年金など公的年金財政の長期見通しを公表した。経済が成長し、より多くの女性や高齢者が働くようになれば、現役世代の手取り平均収入に対する年金の給付水準(所得代替率)は今後百年間50%を維持する。だが、三十年後に所得代替率は現在より約二割低下する。経済が成長せず、少子化がより進む条件では所得代替率は50%を割り、30%台に低下する。 長期見通しは法律に基づき五年に一度行われる。政府は二〇〇四年の年金制度改正で、所得代替率の50%維持を法律に明記。検証から五年後に50%を割る場合は、制度改革を義務付けた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く